どこからが育児放棄?一人で悩んでいる母親に伝えたいこと

 

こんにちは。あづみです。

このページをご覧いただきありがとうございます。

 

最近、育児放棄によって子どもが死亡する。というニュースが度々流れます。

そのせいもあって、子どもと親の関わり方に関心を持つ人も増えたように思います。

 

しかし、いったいどこからが育児放棄なのでしょうか。

子どもを夫に預けて美容室に行ったら?

子どもにお留守番をお願いして買い物に出たら?

子どもを怒ったあと、お互いのクールダウンのために少しの時間だけ距離を取ったら?

 

アダルトチルドレンは、人と距離感を測るのが苦手な方が多いので、特に悩みを抱えやすい傾向にあると思います。

 

そこで今回はどこからが育児放棄で、自分が育児放棄をしているのでは?と悩んだ時の対処法についてご紹介していきます。

 

子供を置いてスーパーへ、これって育児放棄?

 

育児放棄の基準をお話しする前に、あなたに考えてほしいことがあります。

以下に紹介しているのは日常によくあるシチュエーションですが、あなたならどう思いますか?

 

足りないものがあって、スーパーへ行かなくちゃいけない!というとき・・・。

子どもにお留守番をお願いして、お母さん1人でお買い物に行くことも考えられると思います。

子どもを置いて買い物に行くなんて、育児放棄よ!!という意見もありますが、あなたはどう思いますか?

 

私は子どもの年齢や、性格、その時の状況によって短時間のお留守番であれば、お願いしてもいいんじゃないかな?と思います。

 

例えば『足りない物を買いに行くとき、外が土砂降りだった』という状況を考えてみてください。

 

風邪をひいてしまうかもしれないけど、子どもを置いていくのは不安だから。

そう思い、あなたは子どもと一緒に買い物に出ました。

 

おそらく、「お留守番は育児放棄!」という人は、「こんな大雨に子どもを連れまわすなんて!」というのではないでしょうか?

言っていることがあべこべで、困っちゃいますよね・・・。

 

あべこべな意見を言う人は、重箱の隅をつつきだかる人なんだな。と割り切ることも大切です。

それよりも、「こんな状況で頑張ってついてきてくれたわが子えらい!」と、お子さんを褒めてあげてください。

 

育児も普段の生活も、臨機応変な対応が求められる場面に多々遭遇します。

そのような場面では、お子さんの様子を見ながら判断するのが大切ですよ。

 

子どもにお留守番をしてもらうのは、お子さんの年齢や性格を考えて、大丈夫そうだな!と思えるようになった時にお願いしましょう。

 

育児放棄の基準って?

 

前述のスーパーの例のように、人によって「育児放棄」の考え方は違います。

では、育児放棄の基準ってどんなものか知っていますか?

 

それは、「子どもが必要とするものを親が提供しない」ことです。

 

子どもが必要とするもの
  • 適切な食事
  • 年齢や気候に合った衣服
  • 清潔
  • 危険から守る
  • 学校へ通う
  • 必要な医療を受ける

 

実は育児放棄には2種類あります。

 

子どもが必要としているものを故意に与えない、積極的ネグレクトと、なんらかの事情で子どもが必要なものを与えられない、消極的ネグレクトと呼ばれるものです。

※ネグレクト=育児放棄

 

それぞれの違いについて少しご紹介していきます。

 

積極的ネグレクト

 

経済面、環境面からみて、育児ができる状態であるにも関わらず、子育てをしないことを積極的ネグレクトと呼びます。

 

例えば、上の子が優秀で可愛がるあまり、下の子のことをほったらかしてしまう。

という状態が、積極的ネグレクトにあたります。

 

このように、子どものころに愛情を受けられなかった場合、アダルトチルドレンとなってしまう可能性や、人格形成に影響を与える可能性があります。

 

消極的ネグレクト

 

経済力不足や身体的病気、精神疾患、知的障害など、何らかの原因によって子育てをしないことを消極的ネグレクトといいます。

 

例えば、経済力がないため、毎日子どもに十分な食事を与えられない。

という状態が、消極的ネグレクトにあたります。

 

消極的ネグレクトも積極的ネグレクト同様、アダルトチルドレンや、人格形成に影響がでる可能性があります。

 

育児放棄の原因

 

積極的ネグレクト、消極的ネグレクトどちらにも共通しているのが、「親の興味が子どもに向かない」ということです。

育児放棄がおきる原因として以下のものがあげられます。

 

育児放棄の原因

育児のストレス

子どもに愛着がわかない

相談相手がいない

自分も育児放棄を受けていた

 

「母親は子どもを無条件で愛するべきだ」という母親像が信じられていますが、必ずしもそうとは限りません。

育児に対してストレスを感じているときならなおさらです。

 

「こうあるべきだ」と考える傾向の強いアダルトチルドレンの方は特に、世間のイメージと自分の感情の差に苦しみ、ストレスを感じてしまう場合があります。

 

愛情の感じ方は人それぞれです。

世間のイメージにとらわれずに、あなたとお子さんにあった育児をゆっくりと見つけていけると、このストレスは解消することができますよ。

 

育児の悩みを相談できる人は?

 

あなたの周りに、育児の悩みを相談できる人はいますか?

旦那さん、兄弟、義理の両親、友達、幼稚園や学校の先生。

誰か1人でも悩みを相談できる人がいると、育児の悩みは各段に減ります。

 

アダルトチルドレンの方は自分の悩みや、考えていることを人に話すことに苦手意識を持っている方が多くいます。

しかし、1人で育児を行うのは孤独で、たくさんのストレスを感じます。

育児放棄もまた、育児のストレスから行われることが多いです。

 

自分が育児放棄をしているんじゃないか?

と心配になっている方は、だれか1人でもいいので育児の悩みを相談できる人を作ってください。

 

どう思われるか不安で周囲の人に悩みを話せない。

という方もいらっしゃると思います。

そんな方は、行政の相談窓口に悩みを話してみませんか?

 

たとえば児童相談所では、虐待を見つけた人だけでなく、子育てが辛くて悩んでいるという方の相談にも乗ってくれます。

悩みを誰かに相談すると、驚くほど心が軽くなりますよ。

 

これって育児放棄?一人で悩む母親に伝えたいこと

 

ネットにはたくさんの情報があり、これって育児放棄ですか?という問いかけも多くみかけます。

普段の生活のなかで、やむを得ず、子どもにお留守番をお願いしなくてはいけない。

そんな場面に出会うこともあると思います。

そんななかで、ネットでお留守番のマイナス情報を見かけると心配になってしまいますよね。

 

育児放棄は子どもの成長や人格形成に大きな影響を与え、アダルトチルドレンにしてしまう可能性があります。

もし、育児について悩んでいるのなら、周りの信頼できる人に相談してみてください。

相談することで悩みを改善し、育児放棄を未然に防ぐことができますよ。

 

また、周りに相談できる人がいない。

どう思われるか不安で相談できない。

このような場合は、行政の相談窓口へ相談を持ち掛けるのもおすすめです。

 

育児や家事を頑張っているあなたはとても素敵です。

悩みを抱えて身動きが取れなくなってしまう前に、悩みを相談できる相手を見つけてみてください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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