自己肯定感を高める方法~あなたの感情を解き放つ短歌の魅力

こんにちは。あづみです。

日々の生活の中で、ふと感じる孤独や不安。それらを心にしまい込んでいませんか?

自己肯定感が低いと、ありのままの自分を受け入れることが難しくなり、生きづらさを感じてしまうこともあります。

そんなときは、感情を吐き出す必要があります。

おすすめなのは、短歌という表現方法です。

たった31文字の中に、あなたの思いを込めることで、心が少し軽くなっていくんです。

しかも、共感してくれる人が現れるので、自己肯定感もあがりますよ。

今回は、短歌を通して自己肯定感を高める方法についてご紹介します。

自己肯定感が低くて言いたいことが言えないリスク

ところで、あなたは言いたいことを言えていますか?

  • どうせ言っても無駄
  • 誤解されるのが怖い
  • 馬鹿にされるからだまる
  • 相手の欲しい答えを探してしまう

このように、相手の反応ばかり気にする生活は、心を疲れさせます。

さらに、無意識のうちに自分の感情を押し殺してしまっているかもしれません。

感情を抑え続けることには、次のようなリスクがあります。

感情を抑えるリスク
  • 自分の本当の気持ちが分からなくなる
  • 理由の分からない怒りが湧いてくる
  • 身体の不調を引き起こす
  • ある日突然、感情が爆発する

    私もかつて、感情を抑え続けた結果、ある日突然動けなくなりました。

    なぜなら、自分の心に嘘をつき続けてきたからです。

    どんな感情であれ、無視し続けてしまうと、いずれ大きな反動として返ってきます。

    なぜなら、感情はエネルギーの一種だからです。

    発生した感情(エネルギー)は、どこにも影響を与えずに消えることはありません。

    自己肯定感が低いアダルトチルドレン

    子どものころから、ありのままの自分を受け入れてもらえなかったアダルトチルドレンは、自己肯定感が低くなります。

    あなたはこのように感じることはありませんか?

    • こんなに頑張っているのに報われない
    • 自分はダメな人間なのではないか

    でも、深刻になることはありません。

    実は、人口の約80%がアダルトチルドレンに該当するといわれているからです。

    アダルトチルドレンには、次のような特徴があります。

    アダルトチルドレンの特徴
    • 自己肯定感が低い
    • 親密な関係を築くのが苦手
    • 自分が何をしたいのか分からない
    • 0か100かで判断する極端な思考
    • 役に立たないと不安になる

      これらの特徴が当てはまるなら、あなたもアダルトチルドレンかもしれません。

      自己肯定感を高めるには

      自己肯定感が低いと生きづらさを感じますよね。

      でも、子ども時代にありのままの自分ではダメだと思い込んでしまっているので、自分ではどうしたらいいのかわからない、というのが本音ではないでしょうか。

      しかも、自分の正直な感情表現を許されなかったり、否定されたりしたために、自分の感情すら感じにくくなっています。

      自己肯定感を高めるなら、自分の気持ちに気づく必要があります。

      自分の気持ちを肯定するには

      私も自分の気持ちを表現することに恐怖がありました。

      「どう思う?」と言われると、無意識に正解を探してしまう。

      相手によって答えが変わったり、小さなウソをついてしまったり。

      こんな疲れる毎日にうんざりしていました。

      一向に周囲に認められない自分が大嫌いで、さらに自分を繕う技術ばかりを磨いていました。

      その取り繕う仮面が人を遠ざけていたことも知らずに。

      でも、ありのままの自分でもいい、欠点だらけでもいいという状態って恐ろしくないですか?

      そんな私がこの孤独を癒すために始めたことが、短歌を詠むことでした。

      自分の感情を短歌にすることによって、ありのままの自分を少しずつ好きになっていきました

      さらに、自分の短歌に共感してくれる人も現れたことで、自己肯定感が高くなってきたのです。

      短歌という自己表現の効果とは

      そうはいっても、短歌にそんな力があるのだろうか、と疑問がわきますよね。

      そこで2つの例をご紹介します。

      2023年9月14日の高校生新聞に、西日本短期大学附属高校野球部の部員が短歌や俳句を作ることで成長したという記事があります。

      強豪野球部が短歌と俳句を「必修」に 部員の「会話が変わり、心が成長」監督驚き

      (前略)部活でのミスやつらかったことも「どうやって短歌で表現しようか」と考えるようになり、自身の気持ちを深く掘り下げるようになったという。「単なる日記と違って、短歌は(字数が少ないから)より良い言葉を選ばなければなりません。そうやって厳選した言葉で表現することで、その時の感情がより強く心に残る。日々を振り返ることで自分もチームも成長していると感じます」(後略)

      引用:高校生新聞 ONLINE

      また、日本社会福祉学会 第59回秋季大会では、上智大学の浅井紀明氏の『精神障害をもつ人々の短歌創作活動-言葉の表現による生活の再生-』という論文が発表されました。

      精神疾患を持つ患者さんたちが短歌を作り、発表しあうことで症状が改善していき、就労活動に出るほどになったという研究結果が記されています。

      心を解放する短歌の効果

      私が実感した短歌の効果としては、次の3つです。

      短歌の効果
      • 自分の気持ちを言葉にすることで整理できる
      • 他者と共感し合うことができる
      • 自分を肯定するきっかけになる

        短歌は一つの物事を掘り下げていく必要があるため、自分の気持ちにとことん向き合わなければなりません。

        これは、本当の自分を知るよい訓練になります。

        何よりも癒しとなるのは、承認欲求を適度に満たしてくれることです。

        幼い頃、認められなかった自分という存在を短歌にすることで、自分で自分を認められるようになります。

        しかも、共感してくれる人も現れるので、どんな感情を持っている自分であっても価値を見出せるのです。

        たとえば、Xに投稿した短歌が話題になって歌人となった岡本真帆さん。

        ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし  岡本真帆

        短歌は日常の何気ない感情の揺らぎも表現できるので、自分の感情を見つめるきっかけにできます。

        自分の感情を表現し、誰かとつながることができるとしたら、幸せだと思いませんか?

        孤独になりやすい、自分の気持ちが言えないアダルトチルドレンにとって、理想的な自己表現のツールだと私は思っています。

        まずは「セリフの短歌」から始めよう

        短歌を始めるなら、日常の心の声をそのまま短歌にする「セリフの短歌」から始めるのがおすすめです

         

        なんでかな 今日も目が合わなかった 嫌われたかな 考えすぎかな

         

        こんな風に、自分の気持ちをそのまま31文字に落とし込むだけでも、気持ちがすっきりしますよ。

        風景や目の前の現実を詠めるようになると、さらに感情が研ぎ澄まされます。

         

        しかし、初歩ではとても難しいので、まずは、感情を吐き出せる「セリフの短歌」から始めるのがおすすめです

         

        その代表的な歌人として、石川啄木を紹介しましょう。

        私が短歌を作ろうと思ったきっかけは、石川啄木でした。

        啄木の短歌は、かすかな感情の揺らぎがとてもわかりやすく表現されていることに、魅力があると思っています。

        例えばこのような短歌があります。

        友がみなわれよりえらく見ゆる日よ 花を買ひ来て 妻としたしむ

        石川啄木『一握の砂』

        言ってみれば、これはある種の嫉妬です。

        こんな気持ちは人には知られたくないですよね。

        でも、短歌ならすんなり入ってきませんか?

        誰しも一度はこんな感情になったことがあるのではないでしょうか。

        こんな風に自分を表現すると嫉妬している自分に気づくだけでなく、それを俯瞰して認められます。

        何かと自分の行動の正しさや責任などにしばられがちな人にとっても、制限なく自分を表現していい短歌は、おすすめです。

        自己肯定感を高める自分の癒し方

        「どうして努力が報われないのか」

        「どうして人間関係がうまくいかないのか」

        その原因は、幼少期の家庭環境によるものが大半です。

        • 親の機嫌次第で怒られた
        • 親の世話や家族の世話をさせられた
        • 誰にも相手にされなかった

                            などなど。

        その結果、自分の感情を表現することに恐怖があったり、周囲が望む自分であろうとしたりします。

        自分の感情を無視しつづけていると、思わぬところで感情を爆発させてしまいます。

        感情を抑えられなかったことに自己嫌悪を感じて、自己肯定感が下がっていくのです。

        自分を肯定できずに孤独を感じているなら、短歌を使って自己表現してみませんか?

        あなたの心のモヤモヤのなかに、素敵な詩がかくれているかもしれません。

         

        私は、短歌を詠むことで自己肯定感を高めることができました。

        さらに、心理学を学び、心理カウンセラーとして活動しています。

         

        私のメルマガでは、アダルトチルドレンが生きやすくなるヒントを発信中です。

        メルマガ登録した方限定で5つの無料プレゼントを差し上げています。

        また、メルマガ登録後3日間限定で「30分の無料カウンセリング」を受け付けています。

        正しく生きているのになぜかうまくいかない -その答えを一緒に見つけていきましょう。

        最後までお読みいただき、ありがとうございました。

         

         

        ☆★大切なお知らせ☆★

        生きづらさを改善するためのメソッドを凝縮した「無料メールマガジン」を配信中です。

         
        「もう他人に振り回されない!あなたの人生を変える14の魔法」
         

        相手に振り回されて自分らしさを見失っていたり、自分の中で当たり前になっていたりする生きづらさはありませんか?

         
        • 毒親と上手く付き合えるようになりたい
        • 自己肯定感を上げたい
        • 「すべき」で考えてしまう思考を変えたい
         

        今あなたが抱えている生きづらさの原因を知り、改善していくための方法を14日間に渡ってメールでお届けします。

        遠くに住んでいる大切な友達に手紙を書くような気持ちで、1通1通のメールを綴りました。

        このメルマガを読み終わる頃には、あなたが人に振り回される理由がわかり、考え方もガラッと変わりますよ!

         
         

        登録は無料ですし、解約もいつでも可能です。

        あなたの人生はあなたのもの。

        考え方や向き合い方で、明るい未来への扉は開けます。

        あなたらしい人生を送るための一歩を踏み出しませんか?

         

        詳しくはこちらをご覧ください。

        あづみのメルマガ「あなたの人生を変える14の魔法」