言いたいことが言えない!夫婦が気持ちを伝えあうための考え方とは?

 

こんにちは。あづみです。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

 

あなたはパートナーに言いたいことが言えていますか?

 

愛し合っている夫婦でも、違う人間なので考え方や価値観が違って当然ですよね。

そんな2人が家族になるなら、お互いに意見や思っていることはきちんと相手に伝えなければなりません。

 

でも、思っていることをパートナーに伝えるのは勇気がいりますよね。

私も結婚してすぐは、なかなか夫に言いたいことが言えませんでした。

 

「自分が我慢すればケンカにならないから」

もしそんな風に考えて言いたいことが言えずにいるなら要注意です!

 

そこで今回はあなたが思っていることをパートナーに伝えるためにはどうしたらいいのかを一緒に考えていきたいと思います。

 

 

言いたいことが言えないことの問題

 

「夫婦だったら言葉で言わなくても通じ合える」

本当にそうでしょうか?

 

確かに全然知らない人と比べたらお互いにわかりあえる部分が多くありますよね。

でも、一緒に生活を始めてから夫婦の考え方の違いにあなたも気づいているかと思います。

 

例えば以下のようなことに心当たりがあるはずです。

  • 洗濯物の干し方
  • 食器の置き方
  • トイレの使い方

 

私は洗濯物はなるべくすき間を開けて干すようにしています。

夫はとにかく端から詰めて干していくのが好きです。

 

食事の時、お箸を直接テーブルの上に置くのに抵抗がある私。

夫は箸置きを使ったりせず、全員分のお箸をまとめてテーブルの上に用意します。

 

「こんなこと、その時すぐ言えばいい」

そんな風に思う人もいるかもしれませんね。

でも私は「せっかくやってくれたのにケチを付けるみたいになっちゃうかな」「細かいことまでうるさいって思われないかな」なんて考えてしまい、伝えられませんでした。

 

他にも、言いたくなることはたくさんあります。

  • 家事をもう少し負担してほしい
  • ゲームばかりやっていないでもっと会話をしてほしい
  • 私のしていることに気づいて労ってほしい

 

どれも言わなくてもどうにかなってしまうことばかりです。

でも、こういった小さな不満や要求はストレスとして溜まっていきます。

 

そして伝えるのを諦めた分だけ、2人の気持ちはすれ違っていきます。

この不満の積み重ねが、少しずつ夫婦の亀裂として大きくなっていってしまうのです。

 

ずっと我慢してきたけど、いつか限界が来て熟年離婚。

そんなことにならないためには、パートナーにきちんと自分の気持ちを伝えることです。

 

アダルトチルドレンの人は、自分の気持ちを伝えることが苦手です。

伝えたいことが相手への不満や要求となればなおさらですね。

それは自分の気持ちを伝えることでパートナーが怒ったり自分のことを嫌いになってしまうのが怖いからなのです。

人に嫌われるのが怖い!あなたにとって本当にその人は必要?

 

 

夫婦なのに言いたいことが言えない訳

 

アダルトチルドレンの人はなぜ、自分の気持ちを伝えると「怒られる」「嫌われる」と思うのでしょうか。

実はそこにはアダルトチルドレン特有の考え方が隠れているのです。

ここではその独特な考え方とそうなってしまった理由を具体的にお話ししていきますね。

 

アダルトチルドレンの人の考え方の例

 

アダルトチルドレンの人の特徴として

  • 相手がどう感じるのか
  • どんな反応をするのか

こんな風に予想してから自分の言動を決めるという行動パターンがあります。

 

アダルトチルドレンの人の思考パターンを具体例をもとに紹介しますね。

例えばこんな具合です。

 

アダルトチルドレンの人の考え方

 

「洗濯物は風通しがよくなるように間隔をあけて干してほしい」と伝える。

「せっかくやった事なのに文句言われるなんて」と夫が怒ってケンカになるかもしれない。

私なんかと一緒にいるのが面倒になって別れたいと思うかもしれない。

そんなことになるくらいなら、何も言わないで私が我慢すれば良いんだ。

気になるところは私が直そう。

 

 

私はまさにこの通りの考え方をしていました。

 

夫は、私が何も言わないので毎回私の希望とは違うやり方で洗濯物を干し続けます。

私はそのたびに少しイライラしつつも不満をグッと飲み込み、時にはこっそりやり直したりしていました。

 

でも夫からしてみたらどうでしょうか?

何も言われないなら、私が満足していると思いますよね。

それに、せっかくやった事を何も言わずにやり直してあったら嫌な気持ちになる人もいます。

 

「こんなことを言ったら嫌われてしまうかも」

その気持ちの裏にあるのは不信感です。

そして「こんな私をそれでも好きでいてくれるわけがない」という自己肯定感の低さもあります。

 

私は幼少期からの母との関係で、「相手が良しとする自分でいないと愛してもらえない」という感覚が身についてしまっていました。

 

でも、「夫なら私の思いを受け入れてくれるかもしれない」と考え、勇気を出して「洗濯物はすきまをあけて干してほしい」と夫に言いました。

すると夫は「今のままでも良いと思うけど」と真顔で返答・・・。

 

「怒らせてしまったかな」と不安になりましたが、理由を話すと「それはそうだね」と納得してくれました。

今では洗濯物はしっかりすきまを開けて干してくれています。

あとで怒っていたか聞いてみると「何でだろうって考えながら言っただけで、怒ってないよ」と言っていました。

 

我が家の洗濯事情の話はこれくらいにして。

 

私は夫とケンカをしたくないがためにいろいろ考えた結果、はじめは何も言わない選択をしました。

しかし、実際は自分の気持ちを伝えてもケンカにはならず、お互いの考えを知ることができました。

私が予想していたのとは違う結果になったのです。

 

なぜ言いたいことが言えないのか

 

今まで本音を隠してきたなら、自分の気持ちを伝えて普通に話し合いができるなんて想像ができないかもしれませんね。

「自分が思うほど相手は怒ってないかもしれない」

そう考えてもやっぱり不安になってしまう気持ちもよくわかります。

 

本音を言えない原因は親との関係に問題があった可能性が高いです。

親に否定されたり、やろうとしたことを止められてばかりいるとありのままの自分を出せなくなってしまうのです。

 

「親はきっとまた私のことを否定する」

この考えが大人になってからもパートナーの愛を信じられなくなる原因になります。

毒親の母の影響は強力!子どもが大人になっても生きづらい理由

 

親から繰り返して言動を否定されていると「こう言ったらまた否定される(怒られる)」と予想して事前にやめるクセが付きます。

つまり親の顔色を伺って、自分の言動を決めるようになるのです。

 

相手が嫌な気持ちにならないように話し合いをするためには、言い方も重要ですよね。

親に否定ばかりされていた場合、十分にコミュニケーションが取れていなかった可能性も高いです。

 

そうすると、気持ちを伝える時にどんな言い方をすれば相手が嫌な気持ちにならないかを学習せずに育ってしまいます。

そのまま大人になることで、結婚してからもコミュニケーションを取ることを避けて過ごそうとするようになるのです。

コミュニケーションが下手な人は愛着障害?

 

本音をちゃんと伝えたからと言って、必ずしも良い言葉が返ってくるとは限りません。

それでも、大事なことは伝える必要があります。

 

まずはあなたの思いを話してみること。

そのあとどうするかは、夫婦2人で決めていくのです。

 

何かをお願いしたり、頼ることは甘えることでもあります。

甘えることで夫婦の絆もより一層深まりますよ。

 

甘え上手になる方法は前回の記事でお伝えしているのでご参照下さい。

甘えたいけど甘えられない人へ!今から甘え上手になる秘訣3つ

 

 

パートナーに気持ちを伝えるために

 

では、具体的にどうしたらパートナーに自分の気持ちを伝えられるのでしょうか。

あなたの思いを伝えるための3つのポイントをお話します。

 

考えや行動を決めつけない

 

アダルトチルドレンの人は、自分の気持ちを口にする前に相手の反応を考えるというお話をしましたね。

 

あなたが言いたいことを言ったら、パートナーはどんな反応をすると思いますか?

「面倒くさい女だと思われそう」「怒って機嫌が悪くなるかも」

そんな風に考えるかもしれませんね。

 

でもそれはあなたが考えた予想です。

実際は、全然違う反応が返ってくるかもしれません。

 

もし今までに同じようなことを言ってパートナーの機嫌が悪くなったことがあっても、違うタイミングで言ったらまた違う反応が返ってくることもあります。

 

「きっと悪い反応が返ってくる」

そう予想すると怖くて思ったことが言えなくなってしまいますよね。

実際に行動に移す前にパートナーの反応を決めつけないようにしましょう。

 

どう思われるかを想像する前に伝えてみる

 

相手にどう思われるかが気になって、行動に移せないのがアダルトチルドレンの特徴です。

あなたがパートナーの反応を決めつけがちなのは、行動する前に相手がどう反応するか事前に考えるクセがついているからです。

 

アダルトチルドレンの人は、相手から悪い反応が返ってくることを経験するうちに、それを事前に予想することで自分を守ってきました。

だから相手がどう反応するかを考えてから自分の行動を決めるのです。

 

でもパートナーはあなたの親ではありません。

相手がどう思うか、どんな反応をするかを考える前にあなたの思ったままを伝えてみてくださいね。

 

不安に思ったら聞いてみる

 

あなたが言ったことや行動したことで相手の態度が変わった。

人付き合いをしているとこんなことありますよね。

 

そんな時どうしていますか?

 

  • 次は言わないようにしようと思う
  • 元通りになるようにご機嫌を取る

こんな方法もあるかもしれません。

 

ここで、ちょっと考えてみてください。

パートナーの態度が変わったのは、本当にあなたの言動のせいでしょうか?

もしそうだったとしても、それはあなたに対する嫌悪感によるものでしょうか?

 

先程もお伝えしたように、アダルトチルドレンの人は相手の態度を悪いほうに予想してしまう傾向があります。

そしてその理由を自分のせいにしがちなのです。

 

でも、相手が本当にそう思っているかは相手にしかわかりません。

相手の態度が変わったのは全部自分のせい?立ち止まって考えよう!!

 

もし、パートナーの態度が気になったら「どうしたの?」「なにか気分を悪くするようなことしてしまったかな?」と聞いてみてください。

実際に聞いてみるとあなたの取り越し苦労だったこともあります。

 

もし本当にあなたの言動でパートナーが気分を悪くしていたとわかったら、そこからが本当のスタートです。

 

自分で考えているだけでは気づけなかったことをパートナーが教えてくれるかもしれません。

2人が気分良く過ごせるために新しい約束をするのも良いですね。

きっかけはどんどんチャンスに変えていきましょう!

 

 

普段から言いたいことは言いあおう

 

夫婦がお互いに信頼できる関係でいられれば、家庭は心休まる場所となります。

言いたいことが言い合える関係というのは、信頼関係を築いているからこそなのです。

 

「本音を言ったら嫌われるかもしれない」

そう思ってしまうのは、あなたのせいではありません。

まずは「どんなあなたでもパートナーやあなた自身があなたを愛している」と信じてみることから始めてくださいね。

 

コミュニケーションは日々の積み重ねが大切です。

失敗を怖がらなくても大丈夫。

 

失敗するのを怖がってパートナーとのコミュニケーションが減るよりも、なるべくコミュニケーションの機会をたくさん取る方が重要です。

最初は上手く伝わらなくても、パートナーと繰り返し話をしていくうちにきっと心が通じ合えるようになりますよ。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

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