こんにちは。あづみです。
このページをご覧いただいてありがとうございます。
今回は、子育て中に起きるイライラや焦りを上手に回避する方法についてお話したいと思います。
出かける時間が差し迫っているのに子供の準備が遅くて、ついキツイ口調で叱ってしまった。
なかなかごはんを食べない子どもにイライラしてしまう。
という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も子育て中は、このイライラや焦りと葛藤していました。
仕事に行く時間が迫っているのに、子どもはなかなかごはんを食べてくれない。
刻一刻とすぎていく時間に焦り、ごはんを食べない子どもにイライラし、そんな気持ちを子どもにぶつけてしまったこともあります。
当時は、どうしたらこの状況を打開できるかとても悩んでいました。
もし、あなたも私と同じようにイライラや焦りに悩んでいるのなら、私の経験がヒントになるかもしれません。
育児中におこるイライラや焦りを上手に回避する方法を一緒に考えていきましょう。
子供に八つ当たりしてしまうのはどんな時?
あなたはどんな時、子どもにイライラをぶつけてしまいますか?
ごはんをなかなか食べてくれないとき
おもちゃを上手にお片付けできないとき
子どもが寝てくれないとき
色んな理由があると思いますが、どの理由も根底に共通した原因があります。
できて当たり前と思ってしまう
子育て中にイライラしてしまう人は、無意識に「できて当たり前」と思い込んでいることが多いです。
ごはんを食べて当たり前
お片付けできて当たり前
夜に寝るのは当たり前
しかし、本当にそうなのでしょうか?
子どもは自分の気持ちに正直です。
その時思ったこと、感じたことを迷いなく行動できる天真爛漫さを持っています。
そのため、ごはんの時間でも食べたくないときは食べないし、お片付けの途中だけど興味が移ってしまうとそちらに夢中になってしまいます。
「できて当たり前」と思わずに、「できなくて当たり前」と思うことで心に余裕が生まれますよ。
「おりこう」だった人こそ陥りやすい
子どもは本来天真爛漫に感情を表にだし、わがままを言ったり、イタズラをしたりしながらたくさんのことを覚え成長していきます。
しかし、わがままを言ったり、親の意にそぐわない言動をすると渋い顔をされて育った子どもは、次第に親の顔色を伺いながら「おりこうな子ども」を演じるようになります。
そんな「おりこう」だった人が、天真爛漫な子供をみると無意識のうちに「私は我慢していたのに、なぜこの子も同じように我慢しないの?」とイライラしてしまいます。
私も子供時代に親の顔色を伺って育ちました。
両親の機嫌を損ねないように、おりこうな子どもでいることを大切にしていました。
だからこそ心の中にいる小さな私は、天真爛漫に育つ子どもを見てうらやましく思っていたんですね。
「心の中にいる小さな私」これは心理学でインナーチャイルドと呼ばれています。
インナーチャイルドについては後日改めて説明するので、興味のある方は少しお待ちくださいね。
子育てはハプニングを楽しもう
アダルトチルドレンだった私は、「子育てにも成果を出さねば」と思っていました。
市販の離乳食は極力使わない、手作りにこだわる。
いけないことはきっちり教えないといけない。
理想とする子どもに育てることが、自分の価値を決めると思い込んでいました。
でも、こんな考え方は、かえって子どもの笑顔を奪ってしまう原因なのです。
目の前のハプニングを楽しむ。
子どもの失敗を見守る。
こんな余白があると、親子とも楽になっていきます。
少し肩の力を抜いてみましょう。
ストレスが限界になっていませんか?
育児や仕事、家事を両立するのはとても大きなストレスがかかりますよね。
ストレスが限界に達すると心に余裕がなくなり、普段は気にしないような些細な事にもイライラしてしまいます。
育児をしていてイライラしてしまうのは、そんなストレスが原因かもしれません。
ストレスの理由は人によって様々です。
- 自分の時間がない
- 夫が育児や家事に協力してくれない
- 仕事と家庭の両立が大変 etc.
もし、普段からストレスを感じ子どもに八つ当たりをしてしまっているのなら、今すぐそのストレスを解消する必要があります。
育児が辛い!子供から逃げたい時の乗り越え方や息抜きの方法は?
こちらの記事で子育て中でもできる息抜きの仕方をご紹介しているので、参考にしてみてください。
ママに八つ当たりされた時子どもはどう思う?
ママに八つ当たりされた子どもは、「自分が悪い子だからママが怒っているんだ」と感じます。
何度も八つ当たりを繰り返されるうちに、「怒られたくないからいい子でいないと」と親の顔色をうかがって、おりこうな子どもを演じるようになります。
親の機嫌で怒られたり、怒られなかったり、内面を否定されるようなことを言われ続ける機能不全家族で育つことは、子どもにとって悪い影響を与えてしまいます。
- マイナス思考が強くなる
- 自分に自信がなくなる
ママから何度も八つ当たりされた子どもは、「自分が悪い子だからママが怒っているんだ」と考えるようになります。
怒られないようにいい子になる努力をしても、ママの機嫌で怒られたり、怒られなかったり・・・。
ということを繰り返すうちに、「ママが怒るのは自分がいい子になれていないから」と考え、次第にマイナス思考で自信のない子どもになっていきます。
マイナス思考で、自分に自信のない状態はアダルトチルドレンの特徴と重なりますね。
私も親の顔色をうかがいながら子ども時代を過ごしました。
すると次第に自分の言動に後悔し不安で眠れない日を過ごしたり、嫌われるのが怖くて当たり障りのない会話しかできない、マイナス思考の強い、自分に自信がない子どもになっていきました。
この性格は親から子へ、そしてまたその子どもへと連鎖していきます。
私は気付かないうちに、自分の子どももその連鎖に組み込むところだったのです。
イライラや焦りを回避する方法
私は子どもにイライラや焦りを八つ当たりしてしまうことに後悔し、なんとかならないかと悩んでました。
この記事を読んでいるあなたも同じ悩みを抱えているのではないでしょうか?
そこで、私が行ったイライラや焦りを回避する方法をご紹介します。
ゆっくり、大きく深呼吸
イライラや焦りを感じたら、まず大きく深呼吸してみましょう。
イライラしているときは呼吸が浅くなり、交感神経が優位な状態になっています。
交感神経が優位な状態のとき、ヒトの身体は緊張し大きなストレスを感じます。
そこで、副交感神経を優位にするのにぴったりなのが大きく深呼吸をすることです。
ゆっくり息を吸って、ゆっくり息を吐くことに集中すると、自然とイライラや焦りが治まってきます。
なぜイライラしているのか考えてみる
深呼吸をして少し気持ちが落ち着いてきたら、なぜイライラしているのかを考えてみてください。
例えば、子どもが交通機関でうるさくしてしまいイライラした場合です。
なぜイライラしたかというと、「交通機関で子どもが注意を聞かずにうるさくしたから」ですよね。
さらにもう少し深く考えてみましょう。
自分も子どもの頃に、「交通機関でうるさくするのはルール違反だ」と厳しくしつけられた。
「自分が子供の頃守っていたルールを、なぜ自分の子どもが守れないんだ」
日常でこんな風に思うことはないですか?
実は、それがイライラを感じる正体なんです。
人は自分が我慢している、頑張っていることを他人に蔑ろにされるとイライラしてしまいます。
今回の例の場合は、「自分が子どもの頃に守っていたルールを自分の子どもが守らない。」→「自分が守っていたルールを守らないなんてズルい、おかしい。」という感情的な反応がイライラに繋がっていたんですね。
子どもの自分を受け入れて、肯定する
先ほどご紹介したように、イライラや焦りの原因の根底には「子どもの頃のできごと」が関係していることが多いです。
「子どもの頃のできごと」に囚われている限り、何度も同じことを繰り返してしまう恐れがあります。
この状態を改善するには、子どもの頃の自分を認めて、受け入れてあげることが大切です。
そのためには、子どもの自分と心の中で対話してみてください。
その時ほしかった言葉をかけてあげる、励ましてあげる、肯定して受け入れてあげることで、「子どもの頃のできごと」から解放されます。
1回行うだけで効果を実感できる人、5回、10回と繰り返してようやく効果を実感できる人、と効果の実感には個人差があります。
諦めずに、根気強く子供の自分と対話してあげてくださいね。
イライラや焦りを上手に回避する方法まとめ
今回は子どもに八つ当たりをしてしまう、イライラや焦りを上手に回避する方法についてご紹介しました。
子どもにイライラをぶつけ続けると、以下のような悪影響があります。
- マイナス思考が強くなる
- 自分に自信がなくなる
子どもにイライラを感じる理由は人によって様々ですが、イライラの根底には子どもの頃の体験が原因となることが多いようです。
心の中で子どもの自分と対話をし、受け入れてあげることで克服することができます。
私はまだ子供の自分と対話を実践している途中ですが、以前のようにイライラを感じる回数が格段に減ってきています。
あなたも同じように悩んでいるのなら、一緒に頑張ってみませんか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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