こんにちは。あづみです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
毒親カテゴリーではこれまで悩んでいるあなたに、毒親の心理や関わり方についてお話してきました。
10記事目の今回は、毒親から自立するための行動とその後の人生ついて考えていきたいと思います。
今、漠然とした生きづらさを感じていて辛い。
毒親育ちの自分が嫌いで克服したいと思っている。
毒親から自立した後に生きづらさを感じたとき、どうしたらいい?
こんな不安を抱えているあなたが毒親の支配からの脱却と自立に向けて歩き出せますように。
毒親から自立したい方へやってほしいこと4つ
毒親の支配から抜け出したい。
家にいることが苦痛に感じ、なんだか落ち着かない。
これからのことを考えても不安ばかり浮かんできてしまうなんてこともあると思います。
そんなあなたに自立に向けてやってみてほしい行動を4つあげてみました。
- 毒親と距離を置く
- 「感情」と「物」を整理する
- 対人関係を見直す
- 自己肯定感を保つ意識を持つ
毒親との距離を置いてみる
まずは毒親と一定期間距離を置いてみることです。
今すぐには難しくても、ひとり暮らしをするのはよい人生経験だと思います。
炊事や洗濯など身の回りのことを一人でやってみる。
今まで親がやってくれていたこと、家事の大変さをあらためて感じるかもしれません。
そして、親元を離れている間に考えてほしいことがあります。
あなたの率直な気持ちに耳を傾けて生活してほしいのです。
親と離れてみてあなたは今、どんな気持ちでしょうか?
ほっとしますか?離れてもまだ、毒親に怒りを感じてしまうでしょうか。
毒親の束縛と干渉が減るかわりに、一人暮らしでは何事も自分で決断していくことになります。
親の意見に従ってきた方にとって、最初は自分の気持ちがわからず悩んでしまうかもしれません。
私自身も親の前でいい子の仮面をかぶっているうちに、親の反応や意見が私の思考の軸になっていました。
「私は自立できるのかな…」と不安になったという方も、あなたらしい人生を送るためのステップをこれからお話していくので安心してくださいね。
「感情」と「物」を整理する
「感情」の整理は「心の断捨離」ともいい、私たちが日々感じているマイナスな感情を手放していく作業です。
まずはマイナスな感情を文字に書き起こすことから始めてみてください。
最初は「親が大嫌い」「私が生きづらいのは全部親のせいだ」と毒親への強い憎しみの言葉が出てきても書き続けます。
気持ちが少し落ち着いてきたら、今度はマイナスの感情を作り出している悩みに着目して書いていきます。
重要なのは「なぜ自分は嫌な気持ちになったのか」を掘り下げていくことです。
自分が何に悩んでいるのか、原因がはっきりわからないときは、信頼できる友人や第三者に客観的に悩みの本質を探ってもらいましょう。
【体験談】毒親の悩みをカウンセリングで相談!不安点と良かった点
「感情」の整理をすると自分を冷静に分析できるため、気持ちの切り替えもうまくなりますよ。
「物」の整理は身の回りの整理整頓をすることです。
物事をマイナスに捉えてしまうのは、落ち込んでいるときや悩みを抱えていることが多いです。
落ち込んでいる時は何をするにもやる気がなくなったり、自分の判断に自信がなくなったりしますよね。
「悩みが解決できない→決めきれない自分に嫌気がさす→再びもやもやする」の悪循環に陥ってしまいます。
物を整理するときのコツは、一気に全部やろうとしないこと。
アダルトチルドレンの方は完璧にやろうと頑張りすぎてしまうことがあります。
なので、「今日は見えるところだけ」、「まずはこの部屋だけやってみよう」と肩の力を抜いて取り組んでみてください。
物を整理して部屋をすっきりさせると気分も晴れやかになれますよ。
対人関係を見直す
なかなか人に甘えられず、信用できない。
他人への興味や関心が極度に薄い。
これらは愛着障害からくるものです。
幼いころに親から愛情をもらえず、傷ついた経験が大人になってからの対人関係に大きな影響を与えてしまいます。
人とのコミュニケーションが得意でない原因は「あなたの思い込み」にあります。
「どうしてこんなこともわからないの?」「○○君に負けてるよ」と比較されたり、褒められたことがない子どもは自分には価値がないと思い込んでしまうのです。
対人関係の見直しは「物」や「感情」の整理の延長になります。
嫌なものや不快に感じるものとは距離を取りたくなりますよね。
好きだと感じるものやこの人なら自分を大切にしてくれる、信頼できると思える人との適切な愛着関係を築いていってくださいね。
自己肯定感を高く持つ【ワーク】
「自己肯定感」とは自分に対する捉え方で、「ありのままの今の自分を許し、認める気持ち」のことです。
例えば幼少期、両親に否定され続けて育った子どもが、「自分は愛されていない、だめな人間だ」と感じていたとします。
自己肯定感は自分への認識や評価をフラットな状態で習慣づけることで少しずつ高めることが可能です。
ここで自己肯定感を高める簡単なワークを紹介します。
自分がだめだと思っていることを一人称の言葉を使って書いていきます。
例)自分は愛されていない、だめな人間だ
一人称の言葉を使うことで、あなたの自分に対する評価に「気づく」ことができますね。
⇓
先ほど書き出した認識に「と今は感じている」という言葉を付け足してみましょう。
例)「自分は愛されていない、だめな人間だ」と今は感じている
書き出してみると自分を愛せていないという気づきと「受け入れ」があって、「今は」という言葉には希望が込められているのを感じてほしいです。
⇓
この「気づく」「受け入れる」「許す」の3つのステップは今まで制限していたあなたの気持ち、傷ついた心を癒していくプロセスになります。
辛くなったときや自分が嫌いになりそうなとき、このワークを思い出してみてくださいね。
こちらの記事も参考になれば嬉しいです。
愛される人になるには○○が必要だった!愛ある人生を送る方法とは
毒親とアダルトチルドレンの克服で大切なのは○○!
あなたにひどい仕打ちを与えてきた毒親を恨んでしまう気持ち、わかります。
私も親をなかなか許せませんでした。
でも、夫との出会い、子どもとの関わりやカウンセリングで自分と向き合って気づいたんです。
「生きていて悪いことばかりじゃないな」って。
「もっと肩の力を抜いたほうがいいよ。」と夫に言われたことをきっかけに始めた心理学の勉強。
自分がアダルトチルドレンだと気づいた時のショックはすごく大きかったです。
でも、アダルトチルドレン克服に向けて活動していくうちに思ったことがあります。
それは毒親への憎しみを募らせるより自分の行動や思考を変えていくほうが大切だということです。
毒親の支配からの自立とアダルトチルドレン回復のプロセスには共通する部分があります。
アダルトチルドレンを回復してありのままに生きるためのプロセス
しかし、思考の癖を修正するのは簡単ではありません。
「私の性格が悪いんだ…治らないんじゃないか」と投げ出したくなることもありました。
もし、今の状況を辛いと感じているとしたら。
立ち直れないほどの苦しさを感じたら、無理せず立ち止まって休んでいいのです。
1つ言えるのは、苦しみながらもあなたは確実に前に進んでいるということ。
克服したいと思う自分の気持ちを褒めて、ぜひ誇りをもってくださいね。
毒親から自立した後が人生のスタート!
自立したことで人生が変わるのではなく、良くも悪くもすべてあなたの行動で変わっていきます。
これからたくさんの人との出会いがあって、今度はあなたが親となり家庭を持つ日が来るかもしれません。
私は1人目の育児で子どもの些細な言動に怒ってしまい、いつも後悔していました。
「母として間違っていないだろうか」と不安になることもありました。
子どもが望んでいないことを強要するのは価値観の押し付けになります。
いろいろ育児に悩んだ私が今思うのは、「子どもの気持ちを知って応えてあげるのが本当の親心ではないか」ということです。
親は子どもの自主性を尊重し、子は親の人格や価値観を認め合える関係が理想です。
今、あなたの心の中は毒親への憎しみでいっぱいになっていませんか?
もしかすると毒親から受けてきた傷は想像以上に深く、親として許されない行為もあったかもしれませんね。
けれど、その気持ちを復讐に向けたり、感情的に伝えることは根本的な解決にはならないと思います。
あなたも心のどこかで気づいているのではないでしょうか。
毒親からの自立を目指し、人生の再スタートを切って進もうとしているあなたに伝えたい。
これからはあなたらしさを見失わず、あなたらしい素敵な人生を送れますように。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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