こんにちは。さなえです。
このページをご覧いただきありがとうございます。
５月末まで緊急事態宣言が延長になりましたね。
「まだ気を引き締めていかないと…。でも、自宅での生活がだんだん苦しくなってきた。」
「ニュースを見ていると、気分が落ち込む」
「気持ちが落ち着かず、なかなか夜も眠れない」
このように思う方がいたら、コロナウイルスの情報によって気分の落ち込みや不安が助長されているかもしれません。
こうした時こそ、心理カウンセラーとして皆さんの力になれたらと思っています。
今回はコロナとうつの関係、あなたの心を守るコロナうつの予防法についてお話していきますね。
コロナとうつは関係がある？「コロナうつ」とは？
在宅での仕事となり、日常生活に戻った時のことを考えるとすごく不安…。
この機会に仕事が減って…先が見えないとお悩みの方もいらっしゃると聞きます。
また、コロナウイルス感染への恐怖や不安から、精神科を訪れる患者さんが増えているそうです。
ネガティブな情報や自宅での生活が長くなり、感じるストレスが多くなっていることが原因です。
これらは「コロナうつ」と呼ばれ、医療機関を中心に少しずつ広まってきています。
主な症状は「気分の落ち込み」と今後の見通しが不透明なことからくる「不安や焦り」「不眠」などです。
うつは重症化すると、回復までにかなり長い時間が必要な病気です。
アダルトチルドレンの方は明るい雰囲気だけでなく、ネガティブな雰囲気も感じ取りやすいです。
アダルトチルドレンとは?６つのタイプから見る特徴と生きづらさ
私も周りの空気を察し、明るく振る舞おうとして疲れてしまうことがあります。
不安な気持ちを抱え込んで、時に苦しくなることもあります。
こういう時に心を安定させ、不安を和らげる方法を紹介しますね。
「コロナうつ」に負けない！心を安定させる予防法３つを紹介
食事や睡眠をしっかりとって、コロナに負けない身体づくりはとても大切ですよね。
でも、心のケアはしっかりできていますか？
ストレスや不安は目に見えないので、自分ではなかなか気づけないこともあります。
今回は「コロナうつ」に負けない予防法をお伝えしていきますね。
- ネガティブな情報を制限する
- 運動する習慣をつけよう！
- 症状や不安を認めて、ポジティブな気持ちを共有しよう
では詳しくみていきましょう。
ネガティブな情報を制限する
自宅にいるとテレビやSNSなどを長々と見てしまいがちですが、これがストレスや不安を誘う要因でもあります。
「身体は元気なんだけれど、気分が落ち着かない…」
ネガティブな情報に触れ続けていると、もやもやした気持ちになりますよね。
実はアプリなど文字でニュースを読むより、テレビなど視覚から入る情報は約６倍、印象に残りやすいそうです。
なので、ネガティブな情報に触れる時間を決めて、制限していきましょう。
具体的にはこのような方法がおすすめです。
- １日１回ニュースは夜だけ見る
- コロナに関するニュースはアプリなど文字で確認する
このように、明るいニュースとそうでない情報とのバランスをとるようにしましょう。
もし、気持ちがもやもやしてきたら、あなたが好きなことや癒されるものに触れましょう。
好きな音楽を聴いたり、美味しいものを食べて幸せを感じるのもいいですね！
運動する習慣をつけよう！
外出の自粛や在宅ワークなどにより、運動不足を感じている方も多いのではないでしょうか？
実は運動する習慣がないと、うつになりやすいと言われています。
在宅ワークは出社しなくてよい便利さもありますが、人によって身体を動かす機会は少なくなるかもしれませんね。
全く運動をしないと体力の低下を招き、身体の免疫力も少しずつ落ちていきます。
免疫力が落ちると、気分が落ち込んだり風邪をひきやすくなったり、悪循環に陥りやすいです。
そこで、私がおすすめしたいのは「朝散歩をすること」です。
朝に太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされます。
また、日光を浴びると「セロトニン」という物質が作られます。
これは心の安定や安心感につながるホルモンです。
不足すると、ストレスを感じやすくなったり、うつや不眠を引き起こしやすくなります。
時間は15～30分程度でOKです。
忙しい方は窓辺で太陽の光を浴びるだけでも効果がありますよ。
症状や不安を認めて、ポジティブな気持ちを共有しよう
「コロナウイルスに感染したらどうしよう。」不安に思う気持ち、すごくわかります…。
いつもより気持ちが不安定になっていると感じることが私もあります。
また、外出自粛が長くなるにつれて、家族とのかかわり方について悩んでいる方もいるかもしれません。
【コロナ禍】外出自粛で家庭崩壊が増える?イライラとの付き合い方
でも、不安な気持ちになっているときこそ、必要以上に抱え込まないでくださいね。
ストレスは風船のようなもの。
ためこみすぎると、何かのきっかけで破裂する危険性もあるのです。
心が苦しくなる前に、ストレスや不安な気持ちを外に逃がすようにしてみましょう！
例えば、気心の知れた友達に連絡を取ってみるのはどうでしょうか？
最近だとオンラインでの会話も流行っていますね。
相手の表情を見ながらの会話は楽しいですし、ポジティブな気持ちを共有できるのもいいですよね！
「コロナうつ」は予防することができる！
今回は明日から実践できる「コロナうつ」の予防法について書いてみました。
情報に触れる時間や運動習慣を見直すことで、うつ予防に効果があることがわかりました。
心と身体はつながっているといいますが、心が安定していると気持ちにも余裕が生まれます。
気持ちに余裕が出てくると、やる気や行動力UPなど身体への良い変化として表れてきます。
ストレスを感じてから、うつの症状が現れるまでの期間には個人差があります。
長い方だと半年ほどで、早い方だとおよそ２～３か月で現れます。
逆を言えば、早めに気分の落ち込みや不安を解消できれば、うつを抑えることができるのです。
外出自粛はもう少し続きそうですが、治療薬の開発や新規患者さん減少の兆しも見られます。
私もうがいや手洗いなどできることに取り組みながら、日常生活の小さな幸せにも目を向けてみたいと思います。
今後も心のケアやアダルトチルドレン克服のために、役立つ記事をお届けしていきます。
うつに関する記事も書いていく予定なので、お役に立てると幸いです。
この記事を読まれたあなたが楽しく充実した日々を送れますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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