こんにちは。あづみです。
このページをご覧いただきありがとうございます。
突然ですが、ひとりってラクですよね。
私はひとり行動が好きで、夫が子どもを見てくれる時は1人映画や1人焼肉にも行っていました。
でもふと、「このままずっとひとりでいていいのかな?」「ひとりでいるのが好きだけど結婚はしたい。」って思うことありませんか?
今回はその「ひとりが好き」に隠れているあなたの生きづらさをの原因を考えていきたいと思います。
ひとりが好きなのに「結婚できないかもしれない」と不安になるのにはワケがあります。
その理由はあなたの心の奥底に隠れているのです。
あなたがご自身の本心に気づくことで、その不安を解消し、ありのままのあなたを愛してくれる人との人生を歩むお手伝いができたらと思います。
ひとりが好きだけど結婚はしたい
ひとりでいるとすごくラクですよね。
私もひとりが好きなので、結婚していてもひとりの良さはよくわかります。
- 好きな時に好きな場所に行ける。
- 気を使わず気楽でいられる。
- 物事に集中できる。
- 付き合いで無駄な出費をしない。
- 自分のペースが保てる。
ちょっと考えただけでもこれだけのメリットが頭に浮かびます。
「おひとり様専門○○」なんていうのも増えていて、お得なプランもたくさんありますよね。
これとは反対に、自分以外の誰かと一緒にいる時、あなたの中にはどんな感情が湧きますか?
「誰かといるのも良いけどひとりが好き」なのか、「誰かといるのが嫌だからひとりでいる」のか。
誰かといる時、次のようなことを感じていないかチェックしてみてください。
□まわりの人とうまくいかないと感じる。
□人付き合いが面倒。
□人間関係でトラウマがある。
□自分の気持ちを共感してくれる人がいない。
□心から信頼できる人がいない。
□誰かと一緒にいても楽しくない。
□友達は自分がいなくても大丈夫だと思う。
□自分のことを理解してくれる人がいないと思う。
□話を聞いてほしい時にすぐ連絡できる人がいない。
□人に迷惑をかけたくない。
この中に当てはまるものがあったのなら、あなたは「ひとりが好き」なのではなく、「誰かといるのが負担」なのかもしれません。
誰かと一緒にいるのはすごく疲れるけど、結婚はしたい。
もしそう思うなら、それはあなたが心のどこかで「ひとりでいるのが寂しい」「誰かにそばにいて欲しい」と思っているからかもしれません。
人間には愛情と所属の欲求というものがあります。
これは集団の中に所属していたい、家族や友達に受け入れられたいという欲求です。
つまり、人はもともとは誰かと一緒にいたり集団に所属することで心が満たされる生き物なのです。
ではなぜ、自分以外の誰かといるのが負担に感じるのでしょうか?
その理由は、あなたが育ってきた家庭の中でその気持ちを抑圧せざるを得なかったからである可能性があります。
ひとりでいることを選ぶ理由
あなたが人と一緒にいることで疲れてしまう理由を考えてみましょう。
その理由と解決策を知れば、誰かと過ごす時間を負担に感じずにいられるようになっていくと思います。
前のチェック項目の内容は、機能不全家族の中で育ってきたことによってアダルトチルドレンとなった人が抱きやすい感情です。
アダルトチルドレンの人は人間関係に問題を抱えやすい傾向があります。
そして、誰かといるのが負担という気持ちは、自己肯定感の低さや人への不信感が引き起こすものなのです。
では、どのような環境が自己肯定感や人への不信感に繋がるのか、そして人間関係にどんな影響を及ぼすのか見ていきましょう。
自己肯定感の低さ
自己肯定感が低い人は、幼い頃にこんな環境で育ってきた可能性があります。
- 人格を否定されるようなことを言われる。
- 親の理想とする振る舞いをしないと褒めてもらえない。
- 誰かと比較される。
- 自分の意見を聞いてもらえない。
私は幼い頃、親からまじめで成績優秀であることを常に求められていました。
禁止事項が多く、忙しい母の手を煩わせないよう行動しなければなりません。
そして母の思うレベルを達成するべく努力するべきと無意識に考えていました。
逆に言うと、ありのままの私では受け入れてもらえなかったんです。
「ありのままの私は存在価値がないんだ。」
そんなことを思うようになると、親以外の人と接する時も自分を演じなくてはならず、誰かといても疲れるばかりでした。
素の自分が出せないのはとても辛いですよね。
自分らしさを大切にすることを知ると、私も生きるのがぐっとラクになりました。
人格を否定されるような言葉はどんなことが思い浮かびますか?
「どうしてそんなこともできないの?」「そんなんじゃお母さん恥ずかしい。」
こんな言葉も子どもの人格を否定する言葉です。
自分が親になってみて思うのは、子どもを否定するつもりはなくても育児中はつい言ってしまいそうになる言葉なんですよね。
でも、言われた子どもは「自分はだめな子なんだ」と感じてしまうのです。
私自身、毒親にはなりたくないと子どもへの言葉は慎重に選ぶようにしたいと思いながら、できない自分を責めていました。
毒親の支配は自覚なし!毒親の判断基準は子どもの人生=毒親の人生!
人への不信感
仲の良い恋人や友達なのに、会った後になんとなく疲れを感じたり、自分を出せていないような気がする時ってありませんか?
それは、あなたが相手のことを心から信用できていないからなんです。
人を信じられなくなるのは次のようなことが原因です。
- 嘘をつかれたり裏切られたりした。
- 甘えられなかった。
- 自分と他の人とで態度が変わった。
子どもは親からの無条件な愛情を受けて人への信頼感を築いていきます。
楽しみにしていた親との約束を軽く流されてしまったり、外に出ると周りの人に良い顔をするために親の態度が変わったりすることってありますよね。
大人からしてみると大したことではないようなことでも、親に絶対の信頼を持っている子どもは裏切られた気持ちになります。
私の場合は、親が忙しすぎて甘えることができませんでした。
いつも「もっと頑張らないと」と気を張っていて心が休まらなかった記憶があります。
こんな家庭で育つと、恋人ができても友達といても「素の自分を出したらきっとこの人は離れて行ってしまう」と相手のことを信用できなくなってしまいます。
ずっと「この人に好かれる自分」を演じているのはすごく疲れますよね。
だからひとりを選ぶようになっていくのです。
トラウマを克服することで、人への不信感は和らげることができます。
ぜひこちらも参考にしてみてくださいね。
ひとりが好きでも結婚はできる!
信頼できる人がそばにいてくれることであなたの人生はひとりでいるよりも豊かになると思います。
無理して一緒にいようとするのではなく、あなたの心の傷を癒していくことで一緒にいることがだんだんと心地よくなるようにしていきましょう。
ひとりの時間を持つ
恋人ができても、結婚してからでも、ひとりでいる時間は持つようにしましょう。
自分の心の声にゆっくり耳を傾けたり、誰にも邪魔されず何かに没頭する時間も大切です。
そのためにもパートナーとは、あなたにとってひとりでいる時間が大切だということを話ができる関係になれると良いですね。
お互いに依存しない関係でいる
アダルトチルドレンの人は何かに依存しやすい特徴を持っています。
依存しやすい人はパートナーも依存しやすい人を選んでしまう傾向があります。
例えばパートナーがあなたと一緒にいることで安定した精神状態を保っている場合、あなたがひとりの時間を持つことは難しくなります。
また、「この人は私が一緒にいてあげないとだめだから」とパートナー中心の生活になってしまうなら、それは共依存関係になってしまうんです。
共依存は苦しさを生む関係なので、お互いにとって良い関係であるか時々振り返ってみるのが良いと思います。
共依存の関係から卒業しよう!共依存チェックと回復方法を大公開!
自分自身を大切にする
先にお話しした2つにも関係しますが、まずは自分を大切にすることです。
自分を大切にしてあげることは、自分以外の人を大切にする勇気や気力のエネルギーになります。
自分はへとへとで疲れ切っている時に、誰かのために動く力なんて残っていませんよね。
人との付き合いに疲れてしまうあなたは、もともと優しい人なのだと思います。
その優しさをあなた自身に使っても大丈夫です。
まずは自分をたっぷり甘やかして、自分らしさを取り戻すことから始めてみてくださいね。
出会いの機会に身を任せてみる
もしあなたが誰かと一緒にいる未来を考えているのなら、出会いの機会をシャットアウトしないことをおすすめします。
そうかと言って婚活パーティーに行ったり、お見合いしたりと無理して誰かと出会おうとする必要もありません。
仕事や何かの用事で出かけるだけでも、人との出会いって結構ありますよね。
自分を大切にできるようになっていくと、だんだんと人との繋がりが心地良く感じられるようになると思います。
そんな時にあなたが本当の意味で心を開けて、安らげる人が現れるかもしれません。
もしあなたが「この人だったら信頼できそう」と思う人が現れたなら、その時は少しずつで良いので心をオープンにしてみてください。
「彼には私の思いのままを伝えたい。」「私の育ってきた家庭環境やトラウマについて話してみよう。」
そう思えた時はあなたが前に進めている証拠だと思って自信を持ってくださいね。
「ひとり」も「一緒」も心地良い
人は本来、誰かといることで安心感が得られます。
もし誰といても疲れてしまうと感じているなら、育った環境によってあなたが自分自身を肯定できず、人を信頼できないからかもしれません。
まずはあなたの中にあるトラウマを克服してみることから始めてみませんか?
その中であなたが心を許せそうな人が現れたなら、少しずつ心を開いてみてください。
ひとりを思う存分楽しんだ後、愛する人がいる家に帰ると思うと心が温まります。
あなたがその日どんなに楽しかったか、悲しかったか、耳を傾けてくれる人がいると嬉しくなります。
疲れるからなるべく人と関わりたくないと思っていた私にこの事を気づかせてくれたのは夫でした。
ひとりが好きなあなたが結婚にも不安を感じているなら、こちらの記事もお読みください。
私が夫に心を開けたことでトラウマを克服した過程もお話ししています。
あなたのお力になれたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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