こんにちは。あづみです。
このページをご覧いただきありがとうございます。
このブログのタイトルに入っている「あなたらしく」。つまりは「自分らしさ」をあなたは知っていますか?
年齢、性別、学歴、会社など自分を定義する情報はたくさんありますが、それは果たして「自分らしさ」と言えるのでしょうか?
それではいったい、「自分らしさ」とは何なのでしょうか?
今回の記事では、私の友人の一人の話を紹介していきます。
彼女は「自分らしさ」を知ったことで、不満だらけだった自分の人生を変えることができました。
今では胸を張って楽しいと言える日々を過ごしているようです。
「自分らしさ」がわからないことにモヤモヤを感じているあなた。
自分の人生に物足りなさを感じているあなた。
彼女の話が少しでも参考になりますように。
他人の評価を気にして生きてきた社会人一年目
周りからみた彼女は優等生で友達も多く、高校・大学と順調にライフステージを進んでいきました。
そんな彼女が人生最大の壁にぶち当たります。
それが社会人一年目。
ストレスのあまり、蕁麻疹、胃腸炎、睡眠障害など様々な症状が身体に現れたといいます。
私は少なくとも月に1度は彼女に会っていました。
いつもポジティブだった彼女が会うたびに仕事の愚痴をこぼすようになり「社会人ってこんなに辛いんだね」と吐き出していました。
今の仕事のこれが嫌だ。あれが嫌だ。でも、私なんかが変えられないよね。
結局全部上司がやっちゃうんだよね。私なんかいなくてもいいんじゃないかな。
「私なんか」と自分を責めることが非常に多く、自分に自信がなくなっていることが私からみていてもわかりました。
そんな彼女を見ていることは、友人としてとても辛かったです。
何が彼女のストレスになっていたのか、いくつか挙げていきます。
●同期と自分を比較してしまう
●周りの空気に流されNOと言えない
●自分ができないやつと思われるのが嫌で仕事の相談ができない
●間違ってしまう恐怖で自分の意見が言えない
などなど。
あなたもこんな経験ありませんか?
彼女の場合は、今まで優等生として生きてきたからこそ、自分の評価や周りからの見られ方を極度に気にしていました。
学生時代は比較的簡単でした。
テストがあり、何をがんばれば良い点数がとれるのか明確だったからです。
また、良い点数をとってさえいれば、周りからも当たり前のように尊敬の眼差しを向けられていたからです。
しかし、仕事となると状況は大きく変わります。
一番の違いは「正解がないこと」。
何が正解かわからない中で日々業務をこなしていくことは、彼女にとって恐怖そのものでした。
同期より大きな成果を挙げなきゃ。
上司に認められなきゃ。
みんなに気に入られなきゃ。
そんな思考が彼女の頭を埋め尽くしていました。
「もしひとつでも失敗しようものなら居場所が無くなってしまうのではないか」そう考え、相談も発言も全くすることができませんでした。
そんな感情の中で、日々を楽しむことはできません。
今の私から見れば、彼女のどこに課題があったのかは一目瞭然です。
それは彼女が全てを「他人軸」で考えていること。
「他人軸」とはどういうことか、ストレスの原因を例に考えていきましょう。
●同期と自分を比較してしまう
⇛他人の成果と比較することで、自分ができているかを判断する
●周りの空気に流されNOと言えない
⇛他人にがっかりされてしまうのではいかと思いこんでしまう
●自分ができない人と思われるのが嫌で仕事の相談ができない
⇛他人に仕事ができる人と思われたい
●間違ってしまう恐怖で自分の意見が言えない
⇛他人からの良いイメージを壊したくない
どうでしょうか?
全て他人を起点とした悩みだと思いませんか?これが「他人軸」です。
彼女は他人からどう見られるかを気にするあまり、自分はどうしたいのかといった「自分らしさ」を失ってしまっていたのです。
幸運にも、このままだと自分が潰れてしまうと気づいた彼女は、「自分」とは何者なのかを知るためのアクションを取り始めました。
そもそも自分らしさって何なの?自分らしさの見つけ方は?
振り返れば社会人一年目だけではなく、学生時代も「他人軸」で生きてきた彼女にとって「自分らしさ」を知ることは非常に難しいことでした。
急がず焦らず。彼女が自分を知るためにまずやったことは以下の3つです。
- 過去を振り返る
- 好きなこと・得意なこと・譲れないことを書き出す
- 他人を知ろうとする
ひとつひとつ見ていきましょう。
過去を振り返る
今の自分は、過去の自分の積み重ねの結果です。
過去を知らずして、今の自分は語れません。
彼女が過去を振り返るためにやったことは「モチベーショングラフ」を書く!
モチベーショングラフとは、縦軸にモチベーション、横軸を時間とし、自分が生まれてから今までのモチベーションの上がり下がりを書いていくものです。
これを書くことによって自分がどんなときに、モチベーションがあがり、逆にどんなときに下がるのか整理することができます。
モチベーショングラフの書き方は5ステップです。
- モチベーションの上げ下げとその要因となったイベントを書き込む
- モチベーションの高いときと低い時のイベントを具体的に書く
- それぞれのイベントが起きたときの感情を書く
- モチベーションが高いときと低いときの共通点を探す
- 自分がどんなときに「楽しい」と感じるかわかる
文章だとなかなか想像しづらいかと思うのでこちらの図も参考にしてください!
こちらは彼女のモチベーショングラフをイメージして作成したものです。
※実際のグラフではより詳細に、モチベーションに影響を与えたイベントやそのときの感情を書いています。
これを書くことで彼女は以下のような共通点を見つけました。
●目的が不明確なことはやりたくない
●自分の選択肢が無いことにストレスを感じる
●新しいチャレンジをすることが好き
●様々な人を知れる機会が好き
モチベーションがあがるときを知っていれば、その環境に自分を導くことができます。
また、モチベーションが下がるときを知っていれば、その環境を避けることができます。
このモチベーションの源泉を知れたことは彼女にとって大きな一歩でした。
好きなこと・得意なこと・譲れないことを書き出す
つづいて彼女がトライしたことは、好きなこと・得意なこと・譲れないことの3つを書き出すことです。
なぜこの3つなのか。
- 好きなことは自分の行動のきっかけになる。
- 得意なことは成果もだしやすくモチベーションを維持できる。
- 譲れないことを知っていれば物事の取捨選択をしやすくなる。
どうでしょうか?働くことだけではなく、自分の生き方にとっても大事な指標になると思いませんか?
好きなことを知る方法は至ってシンプルで、ひたすら「楽しい」を思う瞬間を挙げていきます。
海、人と話す、身体を動かす、自然にふれる、読書する、新しいことを学ぶなどなんでもOKです。
得意なことを考えるときは、「人に褒められること」もしくは「人に感謝されたこと」をベースにすると考えやすいです。
わかりやすい文章や説明、勉強を教える、運転、コツコツと取り組むこと、笑うこと。
得意ってほどではない……なんて思わずにどんどん挙げていきましょう。
最後に譲れないことを考えるときは「嫌だ」と思う瞬間を思い出しましょう。
人を困らせること、自分のがんばりを否定されること、一人っきりで何かをやらきゃいけないこと。
以上3つを言葉にすることができたとき、彼女は今までよりも「自分らしさ」がクリアになってきたのを感じました。
一見当たり前のようなことですが、意外と言葉にできない人は多いのではないでしょうか?
大切なことは、しっかり言葉にし自分がいつでも思い出せる状態であることです。
・好きなこと:「楽しい」と感じる瞬間を思い浮かべる
・得意なこと:「人に褒められること」や「人に感謝されたこと」を思い出す
・譲れないこと:「嫌だ」と感じる瞬間をイメージする
他人を知ろうとする
最後に行ったことは「他人を知ろうとする」ことです。
「自分らしさ」を知るためになぜ「他人を知ろう」とするのでしょうか。
それは、自分らしさに自信をもつためです。
彼女はいつも他人からの評価を気にして生きていました。
しかし、その「評価」は彼女の思い込みであることが多いのです。
例えば、彼女の悩みの一つであった、周りの空気に流されNOと言えない。
その要因は、誰かの誘いを断ることでがっかりさせてしまうことが怖い気持ちでしたが、果たしてほんとに「がっかりする」でしょうか?
誘いを断ることでどう思うかは「誘った人」のみが知ることで、彼女は知りません。
「がっかりされるかもしれない」は彼女の思い込みです。
誘ってくれた人がどんな人かを知ることで、彼女は自分の思い込みに気づくことができます。
また、他人を知ろうとすることで「他人と自分が全く違う人間であること」を知ることができます。
人は生まれた環境も育った環境も何もかもが違います。人と違うことは当たり前です。
たくさんの人をより知ろうとすることで「違うことは当たり前」と考えることができ、自分らしさに自信を持つことができます。
- 自分の思い込みに気づくことができる
- 他人と自分が全く違う人間であることを知ることができる
このアクションを取った後には、彼女は「自分らしさ」に少しずつですが自信を持てるようになってきました。
自分らしさを知ったことで人生の満足度がUP!
ここまでの3つのアクションを取ることで彼女が手に入れたものをまとめていきましょう。
- モチベーションの源泉
- 自分らしさの要素
- 自分らしさへの自信
この3つを手に入れた後の彼女の行動は非常に早かったです。
自分のモチベーションを下げる環境である当時の仕事を辞めることを決意し、
自分らしさを軸に本当にやりたいことを探しはじめ、見事転職を成功させました。
身体に現れていた不調は全て消え去り、ストレスの要因も大幅に改善されました。
「自分らしさ」に自信を持っているからこそ、新しい職場では自分を隠すこともなく堂々と働けているようです。
彼女に会うたびに印象的な言葉があります。
それは「今とっても楽しい!」です。
「私なんか」と自信の無い発言はすっかり無くなりました!
満面の笑顔で、最近あった嬉しいことを教えてくれます。
仕事の愚痴ばかりだった以前と比べると違いは歴然!
話を聞いている私も思わず元気になるようなポジティブな言葉がたくさんでてきます。
「自分らしさ」を知っているからこそ、周りの評価を気にせずに以前よりもずっと堂々と発言できるようになった。
「自分らしさ」を知り自分の得意なことや苦手なことを知っているからこそ、職場のメンバーを頼ることができ、頼られるようになった。
「自分らしさ」を活かせる職場だからこそ、毎日やりがいを感じて働くことができるようになった。
表情からも、彼女が本当の意味で人生を満喫していることがわかりました。
生きづらさを抱える人達の力になりたく、カウンセラーになった私。
身体に症状が出るほど悩んで悩んで苦しんでいた彼女がこうして一歩を踏み出し、新しい自分を楽しんでいる姿を目の当たりにできたことが嬉しくて嬉しくて。
これからの彼女のさらなる変化がとても楽しみになりました。
そして同時に、私も一度きりの人生を満足して生き抜きたいと強く思いました。
大きな変化を見せてくれた彼女に感謝の気持ちでいっぱいです。
自分らしさを知るためにはまず行動しよう!
ここまで読んでくださった方々の中には、もしかしたら半信半疑の人もいるかもしれませんね。
ホントにこんなことで人生が変わるのかと。
私も断言はしません。なぜならこれは、あなたのストーリーではなく、彼女のストーリーだからです。
ただ一つ言えることは、彼女の行動がなければ何も変わらないままだったでしょう。
不調を抱えたまま今も「他人軸」で生きていたかもしれません。
いつまでも「他人軸」で、たった一度きりの人生を他人のために生きていたかもしれません。
「自分らしさ」に正解はありません。
時間の流れとともに変わっていくことも十分にありえます。
大事なことは、今の自分に向き合い「自分らしさ」を受け入れることです。
自分らしさの見つけ方はたくさんあります。
あなたが自分らしさを見つけるために、私も精一杯お手伝いさせていただきたいと思います。
今後も様々な角度から「自分らしさ」を見つける方法をご紹介していきますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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