こんにちは。あづみです。このページをご覧いただきありがとうございます。
前回こちらの記事では、「やりたいこと」を見つけて働くために自信を持つことの大切さをお伝えさせていただきました。
今回はそもそもなぜ自信が持てないのか、自信がないことで他にどんな影響があるのかをお話していきます。
自分に自信が持てない原因とは?
学校や職場など身の回りには、自信をもってイキイキとしている人たちがいっぱいいるのに、なぜ私はこんなにも自信を持てないんだろう。
自信がある人は羨ましいなぁ。
と思ったことはありませんか?
私は以前、自信を持てるかどうかは生まれつきの性格のようなものだと思っていました。
でも本当は、自信があるかどうかは変えられないような生まれつきのものではなく、これまでの経験の中に原因があることが多いのです。
その原因を知ることができれば、自信の無さを改善していくことができます。
自信を持てない原因をいくつかご紹介していきます。
- 過去のトラウマ
- 努力した経験の少なさ
- 幼少期の親との関係性
過去のトラウマ
過去に失敗した経験がトラウマとなり、自信を持てなくなってしまうことがあります。
もちろん失敗自体は誰もが経験することです。
しかし、失敗したときの周りの環境によってはトラウマになってしまう可能性があります。
例えば、失敗したときに周りの人にネガティブな反応を向けられたらどうでしょうか。
バカにされたり、笑われたり、頑張ったことならばなおさら心の傷は大きくなりますね。
「できないやつ」の烙印を自分自身に押してしまいます。
また、人の向き不向きを無視した環境もトラウマの要因になります。
人はそれぞれ得意なことが違います。
人前で話すことが得意な人がいれば、文章で伝えるのが好きな人もいる。言葉より絵で表現することのほうがうまい人もいますね。
それにも関わらず、人前で話せるかどうかなど特定の部分だけで評価されてしまうとどのようなことが起こるでしょうか?
自分の強みを活かせない人がでてきます。そして、その(=話すことが苦手だと感じている)人は自分はダメなやつなんだと自分の能力を低く捉えてしまいます。
強みを活かせない環境での経験は、あなたの心に傷をつくり続け、どんどんあなたの自信を奪っていきます。
努力した経験の少なさ
これまでの人生でやり切ったと思える経験はありますか?
部活でも勉強でも、アルバイトでも、汗水にまみれるような努力を重ね、何かを成し遂げた経験はあなたの自信に大きく繋がっていきます。
諦めなければ自分の能力はどこまでも伸びていくことを身を持って経験しているからです。
こういった経験が無い人は、自分の能力は現状がMAXの状態だと捉えがちです。
自分の能力が低いから、今できないことはいつまでもできないと思ってしまいます。
誰しも最初はできなくて当たり前です。何度もやってみることで、少しずつできることが増えていきます。
そうやって、能力は伸びていくものです。
能力は才能か、それとも伸ばすことができるものか。
努力した経験の有無がこの捉え方に影響を与えます。
能力は才能だと思い込んでいる人は、発展途上の能力しか持つことができず自分に自信が持てなくなってしまいます。
幼少期の親との関係性
最後の原因は、親との関係性です。
親は子どもが最初に接する自分以外の存在です。その最初の存在である両親がどのように子どもに接するかは、子どもの自信に大きく関わってきます。
小さいころを思い出したときに、あなたはお父さんやお母さんになんて言われていましたか?
あなたは本当に出来の悪い子で。
そんなこともできないの?
お母さん恥ずかしい。
お姉ちゃんみたいにもっとがんばりなさい。
このようにあなたを否定するような言葉や、兄弟姉妹と比較するような言葉を思い出すようであれば、あなたの自信の無さの要因は親との関係性にあるかもしれません。
このように子どもの成長にネガティブな影響を与える家族のことを機能不全家族といいます。
一番身近な存在である親に自分の能力や価値を否定されてしまうことで、大人になってからも自信を持ちにくくなってしまいます。
自信がない人は人生損をする?
自分に自信がないままだとどのような影響があるのでしょうか?
結論からお伝えすると、自信がある人に比べると損をすることが非常に多いです。
自信が無いことで損をするタイミングは大きく2つ考えられます。
- 人生の転機でチャンスを逃す
- 周りの人に信頼してもらえない
人生の転機でチャンスを逃す
人生にはたくさんの転機がありますね。
進学や就職、転職、恋愛など、転機でどの選択肢を選ぶかによってあなたの人生は大きく変わってきます。
この転機で、自信が無い人は選択肢を自ら狭めてしまうことがあります。
「自分なんてどうせ」とあなたの価値を低く捉えてしまい、選択肢を排除してしまいます。
でも、挑戦してみたら成功していたかもしれません。
今は高く見える壁でも、少しの自信や勇気を持って飛び込んだら意外と乗り越えられたかもしれません。
自信がある人とない人の違いはここにあります。
折角のチャンスを自分で捨ててしまう。
一度きりの人生なのに、自信がないからと可能性を潰してしまう。
私もあの時一歩を踏み出していればと後悔することがあります。
自分にもっと自信があれば、今とは違う人生があったかもしれません。
でも今、逃したチャンスに気づけているのなら、あなたは自信のなさ克服への1歩を踏み出せていますよ。
周りの人に信頼してもらえない
人は一人では生きていけず、少なからず他者とのコミュニケーションを必要とします。
悩みがあるときは友人や家族に相談する人も多いのではないでしょうか?
お仕事でも一人で完結する仕事はほとんど無いかと思います。
自宅でできる仕事であっても、お客さんとは必ず接することになりますね。
他者と接するとき、自信があるかないかで信頼関係も変わってきます。
例えば仕事でのやりとりを例に考えてみましょう。
「経験はないけれど、やってみます!」と前向きな方
「私なんてうまくできないと思います」と後ろ向きな方
どちらに仕事をお願いしたいですか?
友人に相談するときも、
「少しでも力になれるかもしれないから、ぜひ聞かせて」
「私なんかに相談しても……」
どちらに相談したくなりますか?
人が自信を持っているかどうかは、日々の言動にあらわれてきます。
周りの人は無意識の内にそこを感じ取っています。
最初は小さなことからで大丈夫です。
小さな自信を積み重ねることが、より大きな自信に繋がっていきますよ。
お互いに心地良い信頼関係をつくっていくうえでも、自信を持っているかどうかは大切になってきますね。
もし、普段コミュニケーションで悩んでいるかたがいたら、自分の自信のなさが影響しているかもしれません。
もちろんそれだけではありませんので、気になる方はこちらも参考にしてみてください。
コミュニケーションを取るのが苦手な人が克服するための秘訣とは!?
そもそも自信ってなに?
ここまで自信を持てない原因と、人生への影響を紹介しました。
では、そもそも「自信」とは何なのでしょうか?
辞書で調べると以下のように定義されています。
自分で自分の能力や価値などを信じること。自分の考え方や行動が正しいと信じて疑わないこと。
引用:goo辞書
もう少し具体的に見ていくと、自信があるとは以下のような状態だと考えています。
- 新しいことに自らチャレンジできる
- 自分の成長を認めることができる
- 失敗を受け入れ次へ進むことができる
- 周りに流されず、自分の意思で行動できる
こちらだけ見ると、自信がある人はなんでもできる「万能な人間」なのではないかと感じますね。
でも実は、自信がある人だって新しいチャレンジは怖いし、失敗だってたくさんします。
ただ、日常で起きる出来事の受け止め方が少し違うだけです。
少しの意識の違いで、誰でも「自信がある人」になれるのだと思います。
「自信がある人」がどのように捉えているのか紹介していきますね。
新しいことに自らチャレンジできる
新しいことにチャレンジすることは非常に勇気が必要なことですね。
もちろん右も左もわかりませんし、この先何が起こるかイメージが難しい未知の領域です。
人は本能的に経験がないことへ恐怖を感じるようになっています。
自然界では、いつもと違うこと=死の可能性が大きくなると判断されるためです。
しかし、自分に自信がある人は果敢にも新しいことにチャレンジができます。
自分の能力を信じているため、チャレンジした先で何が起ころうとも乗り越えられると信じているからです。
自分の成長を認めることができる
人はいつ成長できると思いますか?
何か大きな困難を乗り越えたときでしょうか。
自信がある人はその他にも、日常で自分の成長を見つけることができます。
例えば、仕事で使用する資料をまとめるのが早くなった。
ミーティングでの発言量が増えた。
上司に言われる前に行動できるようになった。
普通だと、毎日やってるから当たり前でしょと思うかもしれません。
でも、できないことが少しずつできるようになっているわけなので、これもしっかり成長ですね。
自信がある人はこうした日々の成長を認めることで、自分の能力の向上を日々感じることができます。
失敗を受け入れ次へ進むことができる
失敗することは怖いですよね。
一度失敗してしまうと、どうしても行動を止めてしまいがちです。
同じ失敗を繰り返してしまうのではないかとトラウマになってしまいます。
自信がある人は、自分の考え方や行動に対して責任を持っています。
一度失敗したぐらいではくじけません。
むしろ失敗は、数ある選択肢の一個が潰れて選択肢を絞れるため、ラッキーぐらいに捉えられます。
失敗から学び、次の行動に活かしていきます。
周りに流されず、自分の意思で行動できる
会社やプライベートでも、ついつい周りの反応を伺ってしまう人は多いですよね。
私もその一人です。
本当は嫌でも嫌と言えず、みんなの意見に合わせてしまいます。
嫌と言ったところで、みんなが納得するような意見があるわけではないし、誰かを傷つけてしまうかもしれないとも思うと自分の意思を伝えることはとても怖いです。
一方、自信がある人はしっかりと自分の意思を持っています。
周りに流されず、行動することができます。
ここで1点注意が必要なのは、自分の意思がある=プライドが高いでは無いということです。
私が一番賢いからとか、私が一番仕事ができるから、といった理由で自分の意見を主張しているようであれば、それは「プライドが高い」だけです。
人と比べることで自分の価値を感じている状態は「自信がある」状態とは言えません。
自信がある人は誰とも比べることなく、自分の価値を信じることができます。
自信のなさを克服する第一歩!
自信がない原因とは、自信がないとどんな影響があるのか、そもそも自信とは何かを紹介しました。
自信のなさを克服するために、まずはなぜ自信がないのか原因を見つけていきましょう。
決して「自分の性格が悪いからだ」と自分を責めることはしないでくださいね。
人は周りの影響を受けて成長していきます。
自信のなさの原因は機能不全家族のような周りの環境にあることがほとんどです。
どうしても自分を責めてしまうという方がいれば、こちらの記事を読んでください。
あなただけが悪いなんてことはありません。
あなたは、自信がある人生とない人生どちらを送りたいですか?
明日からすぐ自信を持つ!ということは難しいかもしれません。
でも、あなたが少しでも自分を変えたいと思うのならば必ず変えていくことができます。
自信のなさを克服するためには、あなた自身を認めてあげる「自己肯定感」をどれだけ感じられるかが一つのキーワードになってきます。
今後はそんな「自己肯定感」にスポットをあてた記事も書いていきます。
少しずつ少しずつ、自信のなさを一緒に克服していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
TOPに戻る
☆★大切なお知らせ☆★
生きづらさを改善するためのメソッドを凝縮した「無料メールマガジン」を配信中です。
相手に振り回されて自分らしさを見失っていたり、自分の中で当たり前になっていたりする生きづらさはありませんか?
- 毒親と上手く付き合えるようになりたい
- 自己肯定感を上げたい
- 「すべき」で考えてしまう思考を変えたい
今あなたが抱えている生きづらさの原因を知り、改善していくための方法を14日間に渡ってメールでお届けします。
遠くに住んでいる大切な友達に手紙を書くような気持ちで、1通1通のメールを綴りました。
このメルマガを読み終わる頃には、あなたが人に振り回される理由がわかり、考え方もガラッと変わりますよ!
登録は無料ですし、解約もいつでも可能です。
あなたの人生はあなたのもの。
考え方や向き合い方で、明るい未来への扉は開けます。考あなたらしい人生を送るための一歩を踏み出しませんか?
詳しくはこちらをご覧ください。