こんにちは。あづみです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
前回は毒親を許せない気持ちと考えるのに疲れてきたあなたに伝えたいことをお話ししました。
毒親を許せない?対決する?考えることに疲れたあなたへ伝えたいこと
少し厳しく辛いお話もしてしまいましたが、これからあなたは自分の力で未来を切り開いていく必要があります。
私はそのお手伝いが出来たらいいなと思っています。
これまでの記事を読んで、あなたはこのように感じていませんか？
・解決する方法は何となくわかってきたけど、やってみる勇気がない。
・また親に反対されて今まで通りになってしまうのではないか。
親との問題は根が深く、解決への一歩を踏み出す怖さがあるのではないでしょうか？
でも、自分は学生で生計を立てていくのは難しい。
親元からすぐには離れられない。
今回は毒親といる今の環境が苦しいあなたにお話していきたいと思います。
毒親の気持ちと解釈の傾向を知ろう
「親は自分の話を聞いてくれないし、伝わらない」という話は毒親育ちの中ではよく聞きます。
毒親は自分の都合の良い形で話を解釈したり、思い込みが激しい傾向があります。
毒親と毒親育ちの特徴!支配と過干渉は子どもを脅かす毒のタイプ
また、「私は正しい」と譲らない姿勢が強く、あなたが言いたいことがあっても諦めてしまってはいないでしょうか？
そこで今回は私なりに毒親の気持ちについて考えてみたいと思います。
毒親は自分の思い通りにいかないこと、子どもをコントロールできないことを嫌います。
親である自分が傷つきたくないという気持ちもあります。
自分が優位に立ちたいために、子どもの話を初めから聞かないこともあるのです。
私たちが「親とは話が通じない」と思うのは、このような理由からかもしれませんね。
次は、毒親は子どもに対してどのような気持ちを抱いているか考えてみたいと思います。
- 子どもの考えていることが正直わからない
- 親の意見を素直に聞いてくれないのはどうして？
- 子どもはいつも自分に反発してくる
- 自分は子どものことを十分理解しているはずだ
こうみると毒親が本当に子どものことを理解しているとは考えにくい気がしますね。
言い方はよくないかもしれませんが、普通に話していても「本当の意味での対話」は難しいかもしれません。
では、毒親と話すときこれからどのようなことに気をつけるとよいのでしょうか？
毒親に言葉で気持ちを伝える具体的な方法をお話していきますね。
毒親に言葉で気持ちを伝える方法
ここからは毒親に言葉で気持ちを伝える方法をお話します。
私自身の経験と毒親育ちの友人に話を聞いてきた中で大切なことを挙げてみました。
- 言いたいことを文章にまとめてから話す
- 肩の力を抜いて、冷静に素直な気持ちを伝える
- できるだけ目線を合わせて話す
【言いたいことを文章にまとめてから話す】
あなたは思いついたことを話そうと思ったとき、うっかり言うタイミングを逃してしまった経験はありませんか？
アダルトチルドレンの方はその場の雰囲気を敏感に感じ取り、察して行動する方が多いです。
言いかけても話すことを相手に譲ってしまう、話の聞き役になることも多いです。
ですが、文章にしておくと本当に伝えたいことを事前に整理することができます。
これは大切なことだから伝えたい！そういった時にもやってみてほしいです。
こんなことをいうと、親にまた反撃されるかもしれない。
素直な気持ちを伝えるのが怖いと思うかもしれませんね。
文章にするときに気をつけるポイントは「簡潔に、わかりやすく」です。
「私は～だと思っている。だから〇〇してほしい」とあなたの気持ちを簡潔に伝えてみましょう。
【冷静に素直な気持ちを伝える】
冷静に伝えることで言葉に真剣味が加わります。
これまでの過去や辛かった記憶を思い出すと、自然とこみ上げてくる激しい感情があると思います。
でも、素直な思いを伝えるまではそこをぐっとこらえてみてほしいのです。
そもそも感じ方は人それぞれで、気持ちを伝えるのは悪いことではありません。
なので、いつもより少しだけ勇気と自信をもって臨んでみてください。
【できるだけ目線を合わせて話す】
少し細かいことかもしれませんが、話すときはできるだけ目線を合わせて話しましょう。
目をそらしたり、自信がなさそうにみえてしまうと毒親に言い寄られてしまう危険性もあります。
話す時は緊張するかもしれませんが、あなたは堂々としていて大丈夫です。
「私の気持ちが伝えられたらそれでいい」そのくらいの強い心持ちでいきましょう。
人付き合いが苦手だと感じている方はこちらの記事も参考になると思います。
コミュニケーションを取るのが苦手な人が克服する為の秘訣とは!?
素直に思いを伝えられた時、勇気を出せた時は、また一つ毒親からの解放に近づいたと胸を張ってくださいね。
過去との向き合い方と心の整理
ここまで毒親の心情が少しわかってきたところで、今度は視点をあなたに向けてみましょう。
これまで毒親と生活した中で感じていたことや印象に残っているエピソードなどはありませんか。
無理のない範囲で心に問いかけて思い出してみましょう。
例えば私は母の理想の娘として、友達付き合いやスケジュールを厳しく管理されていた過去があります。
聴く音楽やテレビ番組まで決められていました。
当時は怒られるくらいなら従っているほうが安心だと思い、表向きは親が気に入りそうな行動や選択をしていました。
このように過去の行動を振り返ってみると、行動を取る前にそう判断した理由があることに気づきました。
私が親が気に入りそうな選択をしていたのは、従っていることで安心感を得られたからですね。
過去のエピソードを紙に書いて、そこに当時の気持ちをのせてみることで過去の自分と向き合うことができます。
もやもやしていた気持ちが少しずつ晴れていくのを感じられると思います。
あの時すごく悩んでいた私、どうしてあの時自分はこういう行動をとったのか。
全部を思い返すのは精神的に苦しくなることもあると思います。
気持ちに余裕のある日やふっと思い出したとき。
「肩の力を抜いて気を楽にして考えてみる」のがポイントです。
最初は書いていて恥ずかしい気持ちになるかもしれません。
でも、過去の自分と向き合うことは、これからあなたの生き方を決める軸を作っていく大切な作業です。
少しずつでいいので続けてみてくださいね。
未来は明るい!過去はあなたを強くする力になる!
ここまで毒親の心理について少しでも知ってもらえたらと思い綴ってきました。
ただし、人の心に言葉が浸透していくまでには時間を要し、相手には繰り返し伝えていく必要があります。
時には身を引き裂くような辛い出来事があるかもしれません。
でも、それに立ち向かう強さがあれば必ず希望はあると私は信じています。
過去との向き合い方についてお話したのは、あなた自身がこれから自分の足で立って強く生きていってほしいという気持ちがあったからです。
人の言動を変える、心を動かすにはその人にとって大きな刺激やきっかけ作りが重要だと思います。
その刺激やきっかけを作るのに、一人の力ではなかなか難しいこともあるかもしれません。
でも、自分のマインドや行動を変えることはどうでしょうか？
捉え方次第で考え方を変えることは誰でも可能だと思います。
子どもの頃、親に言われた否定的な言動に傷つき、あなたは今も悩み苦しんでいるかもしれません。
私自身もアダルトチルドレン克服のために、少しずつ考え方や捉え方を変えていこうと努力しています。
繰り返しますが、過去の自分と向き合うことは、あなたの生き方を決める軸を作っていく大切な作業です。
軸がしっかりしていれば、これからどんな壁に当たっても乗り越えていくことができます。
過去の辛さや苦しみを生きる強さに変えて、明るい未来に向かって突き進んでいってくださいね。
そして、今後もあなたの気持ちに少しでも寄り添えたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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