【支配型】毒親の過干渉から逃れたい!7つの特徴と対処方法は?

 

こんにちは。あづみです。

このページをご覧いただきありがとうございます。

 

 皆さんは毒親」という言葉を聞いたことはありますか?

実はこれは、”子どもの成長や価値観に悪影響を及ぼす親”を指す言葉です。

 

以前は聞きなれなかった言葉かもしれません。

ですが、最近では耳にすることが増え、社会的にも浸透してきましたね。

 では具体的に、どんな親のことをいうのでしょうか?

今回は毒親の特徴を7つの型に分けて説明します。

 

あなたは、親からの支配や過干渉に気付かず「私を心配してくれてるんだ」と自分に言い聞かせて、自分自身を苦しめている方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな方のために【支配型】の毒親あるあるもご紹介するので、普段の行動と照らし合わせて考えてみてください。

 

「もしかして自分の親は毒親かもしれない…」という方の参考になれば幸いです。

 

 

毒親とは?特徴と7つの型について

 

先ほどもお話しましたが、「毒親」とは子どもの成長や価値観に悪影響を及ぼす親のことです。

 

しかし、この言葉はまだ歴史が浅く医学的な専門用語ではないため、はっきりした定義がありません。

基準がないので、どこからが毒親なのかが曖昧になってしまいやすいです。

 

 ロンドン大学の研究によると、ネガティブな感情をもって子どもを支配する、コントロールしようとするのが毒親の条件であり、特徴だそうです。

 

一般的には、「支配」「過干渉」「価値観の押し付け」「否定的な言葉を浴びせる」「子どもの自立の邪魔をする」「暴言を吐く」「虐待行為がある」などが毒親の特徴として挙げられます。

 

今回は、毒親の特徴を7つの型に分類してご説明します。

【毒親の特徴】7つの型について
  • 支配型・・・思い通りにさせようとする、子どもに見返りを求める
  • 否定型・・・子どものすることや、人格を否定する
  • 過保護型・・・子どもを過度に心配しすぎて行動を制限しようとする
  • 放置型・・・子育てを放置(大人の愚痴を聞かせる)
  • 無関心型・・・子どもに興味がない
  • 嫉妬型・・・子どもの話を聞かず、楽しそうな姿に嫉妬する
  • 極端思考型・・・物事がうまくいかないと、「私は死んだほうがまし」「生まれてこなければよかったのに…」と安易に極端な発言をする

 

あなたのご両親に思い当たる部分はありましたか?

 

また、チェックしていると複数の型が何種類もあてはまっていたという方もいらっしゃると思います。

私の親の場合も、「否定型」「放置型」の2つが当てはまりました。

 

例えば、

  • テストで100点を取った時には、褒めてはもらえず「100点取って当たり前」という対応をされた。
  • 少し失敗をしてしまうと「そんなのもできないの?」と否定的な言葉しかもらえなかった。
  • 失敗した日は、母の機嫌や態度が悪くなり、私が話しかけても無視をされた。

 

このような部分が「否定型」と「放置型」に当てはまっていたように感じます。

あづみの生い立ちについて

 

両親からは「理想の娘」であることを常に求められ、少しでも理想からズレた行動をすると、人前でも厳しく叱られてた経験が今でも頭をよぎります。

 

「自分ってなんてだめな人間なんだろう…」

「もっと両親に認められるいい子にならなきゃ…」

 

次第に親や周囲の目を気にして、本当の自分を隠すようになってしまいました

 

人に嫌われるのが怖い!あなたにとってその人は本当に必要?

 

 このようにネガティブな感情を間接的に持たせることで、子どもの気持ちをコントロールしようとするのが毒親です。

 

 

【支配型】毒親あるある

 

様々な型の毒親についてお話しましたが、中には「支配型」タイプの毒親に苦しんでいる方も多くいらっしゃいます。

 

「支配型」タイプの毒親とは、過干渉な毒親のこと。

常に自分の思い通りに子どもを動かそうとするのが特徴です。

 

そこでここからは、支配型の毒親について詳しくみていきましょう。

 

もしかしたら、辛い過去を思い出したくないという方もいらっしゃるかもしれません。

その場合は、少しずつで大丈夫です。

ご自身の体調と相談しながら、読み進めてくださいね。

 

【支配型毒親あるある①】「子どもの人生=親の人生」と思いがち

子どもには、親が決めたような人生を歩んでもらいたいと願うあまりに、少しでも違ったことをすると許せないタイプです。

 

例えば、
「成績は常にトップをキープしなければならない」
「○○高校、○○大学に入らないといけない」
「良い結婚相手を見つけなさい」
などが当てはまります。

 

このタイプの毒親は社会的価値を最も重要とし、常に親の価値観を子どもに押し付けた教育を無意識のうちに行ってしまうのです。

 

子どもの頃に「達成できなかった」「後悔したことがある」など、親自身が出来なかったことを子どもに託してしまっているケースもあります。

 

【支配型毒親あるある②】親自身が完璧主義の性格である

間違いや失敗を許さず、常に完璧を目指しているタイプです。

 

ここでの「間違い」とは、世間的な常識というより、親の価値観の中での正解を表します。

子どもが、親が思っている常識とは違った行動や考えを持つことを許せません。

 

例えば、子どもが工作や作業などを試行錯誤しながら作っていると、
「作業効率が悪い」
「この手順でやればいいのに分らないの?」
といった口出しをして、その通りに動くまでぐちぐち言い続けてしまいます。

 

子ども自身が試しながら行っていることに対して、無意識のうちに作業効率や完璧さを求め、理想通りにならない姿を見てはどんどんイライラが増していくのです。

 

【支配型毒親あるある③】子どもだけが幸せになることを許さない

子どもが学校や友達と楽しく過ごしていることを良く思わないタイプです。

 

このタイプは可哀想な母親を演じます。

「あなたのためにこんなに頑張っているのに、私にはいいことが起きない」というように、「まるであなたのせいで不幸になっている」といった考えを植え付けようとします。

 

子どもが幸せになることを許さず、常に邪魔をしようとするのです。

 

例えば、学校であったことを嬉しそうに話すのに対し、
「なんであなたばっかりいい思いしているの?」
「私はこんなに毎日辛い思いをして過ごしているのに」
と答えるようなタイプです。

 

【支配型毒親あるある④】子どもの自立を防ごうとする

金銭の催促をしたり、あなたがいないと生きていけないという事を常に植え付けているタイプです。

将来、親を見捨てて子どもだけが幸せな人生を歩まないように先手を打っています。

 

例えば、アルバイトや就職をした際に給料日を把握し、
「今月苦しいからお金送ってほしいんだけど」
と執拗に何度も連絡を取りたがります。

子ども側が断ると大げさにことを荒立てて、あの手この手でお金をじわじわ巻き上げるケースもあります。

 

【支配型毒親あるある⑤】子どもに対して見返りを求める

「あなたをここまで育てたんだから、私に恩返しをするのは当然でしょ?」常に見返りを求めるタイプです。

何事にも自分の意見を通そうとしているので、子どもを思いのままに動かしたがります。

 

例えば、親が少し困った問題に差し掛かった際に、
「あんたのことを苦労してここまで育ててきたんだから」
とこちらの都合は無視をして話を進めようとするのが特徴です。

 

【支配型毒親あるある⑥】子どもに対して常にライバル視する

同性の娘に常に過度なライバル心を持っているタイプです。

 

例えば、
「学生の時は成績はあなたより良かった」
「男性に凄くモテた」
など、常に嫌みと自慢を繰り返し、目の前の子どもの成長を喜びません。

 

特に、女性としての成長を極端に嫌い、「色好きやがって」「男を手玉に取るの?」などセクハラ表現をして子どもを苦しめます。

 

 

いくつかの「毒親あるある」をご紹介しましたが、あなたのご両親と似たタイプはありましたか?

 

ここにあげたものは、別タイプの否定型嫉妬型にあてはまりそうなものもありましたね。

反対に自分の親は支配型メインだけど、この部分はあてはまらないかもしれないな…と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

人間の性格は人それぞれ違うので、その親自身の元の性格や環境、行動によって表れてくる部分が変わってくるでしょう。

いずれにしても、これらの行為は子どもにとって、悪影響にしかならないということを再確認していただければと思います。

 

 

毒親になる原因とは?

 

さて、様々な毒親あるあるを見てきましたが、毒親になってしまう原因とはなんでしょうか?

それは主に、2つあると考えられています。

 

1つ目は「別の人格を持った人間である」と理解していないこと。

特に同性の子どもだと、自分の分身が子どもであると無自覚に錯覚してしまいやすいです。

そのため、自分の思っていることは全て子どもも望んでいることだと思っています。

 

2つ目は、「親自身が毒親に育てられた」ケース。

親自身も子どもの頃から否定され続けて育ったため、自己肯定感が低い傾向にあります。

自分を優位にたたせるため、そして自分の親からも否定的な子育てをされたことしかないので、無意識に次の世代にも連鎖してしまっているのです。

 

 

【対処方法】毒親からの支配を逃れるために

 

この記事にたどり着いたあなたは、「親の支配から逃れたいけど、何度試しても上手くいかない…」と今まで悩み苦しんできたのではないでしょうか。

 

今まで、自分なりに対処してきたけれどうまくいかなかったという方のために、ここからは支配型、過干渉な親への対処法を4つ紹介していきます。

少しずつ、自分の出来ることから始めてみることが大きな1歩に繋がりますので、考えながら読み進めてみてくださいね。

 

 

【毒親支配型タイプ】4つの対処方法
  • 自分の意見をはっきり言う(相手のペースにとらわれない)
  • 両親と物理的に距離を置く
  • 第3者に入ってもらう
  • 専門的な知識のある方に相談する

それでは順番にみていきましょう。

 

【対処方法 その1】自分の意見をはっきり言う(相手のペースにとらわれない)

まずは、自分の考えをまとめて、自分の意見を親に対してはっきり言う練習をしていきましょう。

始めは些細なことでも良いのです。

 

例えば、「○○して!」と言われたら「今は手が空かないから何分したらね」など断る勇気を持っておくこと

そして、相手のペースに合わせられないこともあるという意思表示をしていきましょう。

 

優しいあなたは両親の表情や顔色が気になったり、叱られるのではという怖さもあるかもしれませんね。

でも、ここまで読んでくださっているあなたからは勇気と強さを感じます。

子どもの頃の辛かった思い出や過去の自分としっかり向き合えているからです。

自分のやりたいことを実行できず、罪悪感を感じていた以前のあなたとは違います。

 

少しの勇気を持って「時には見守ってほしい」と両親にまっすぐな想いを伝えてみましょう。

そして、想いを伝えられた自分を褒めてあげてください。

 

【対処方法 その2】両親と物理的に距離を置く

両親による束縛が強すぎる場合は、1人暮らしをするなど距離を置いてみるのもよいでしょう。

 

 お互いに距離を置くことで、今まで近すぎて見えていなかった部分が見え、過干渉と思いやりの境界を意識するきっかけになると思います。

毒親を克服し自立しよう!あなたがあなたらしい人生を生きるために

 

私も今は親元を離れて暮らしていて、親の干渉からは解放されています。

干渉が少なくなったかわりに、生活していく中で何でも自分で決めていかないといけないことに気が付いたのです。

 

親元で過ごしていた時には、すべて言うことを聞いていればよかったので、自分の考えを持たず生きてきました。

 

親から離れた初めのころは、些細なことでもすごく迷い、しばらくどうすればよいのか不安な日々を送っていました。

けれど、少しずつ自分の気持ちに素直になれる気がして、嬉しくもありました。

 

 もしあなたが「両親と少し距離を置きたい…」と思っていたら、私は背中を押します。

これを機に、あなたの価値観や生き方についてじっくり考えてみるのもいいですね。

 

【対処方法 その3】第3者に入ってもらう

親と子の2人の関係の場合、相手が毒親だとどうしても支配関係に引きずられてしまう傾向がありますよね。

第3者に入ってもらうことにより、ピリピリしたムードから少し緩和された空間に変化させることが出来ます。

 

第3者が入ると、一方的に子どもだけに向けられていた意識が分散されるので、親は周りを見ることができ、少し冷静になれます。

一方の子どもは、親以外からの意見を聞くことができるので「もしかして親が思っていたことは違っているのかも」と再認識できるかもしれませんよね。

 

また、自分と年の近い親戚などは、その世代にか分からない考え方、様々な考え方あることを代弁してもらえます。

親戚が集まった際には、あなたの両親と会話が弾んでいる人がいるかどうか、注意深く見ておきましょう。

 

また、自分の兄弟や歳の近いいとこなどと話す機会を設けて、どのような考えを持っているのかあらかじめ聞いておくのも良いと思います。

もちろん、あなたと気が合えば、その人は「心のよりどころの一人」となるので心の安定につながりますよね。

 

親戚ではなくても、近所の方、自分の身近な方で世間話ができる方がいれば、集まる機会を設けて和やかなムード作りを計画してみるのも一つの手ですよ。

 

【対処方法 その4】専門的な知識のある人に相談する

自分の状況を他人に打ち明けることは緊張しますし、すごく恐怖を感じると思います。

ですが、このまま一人で抱え込むことだけは絶対にしないでくださいね。

 

 1人暮らしができない年齢の方は学校の先生や親戚など、まずは信頼できる大人に助けを求めてください。

 もし今、あなたが悩んでいるのであれば、専門機関を頼ることも大切です。

 

私も現在カウンセリングを行っています。

何かお役に立てるかもしれませんので、もし悩んでいらっしゃるは気軽に問い合わせてみてくださいね。

 

これからを生きるあなたへ

 

今まで、毒親という存在に苦しみ、支配から逃れられないと何度も悩んで自己嫌悪に陥ることもたくさんあったでしょう。

今回は対処方法をご紹介しましたが、いきなり全てを試すことはかなりハードルが高いですよね。

 

ましてや、今までの自分と変わろうとしているので、葛藤もたくさんあることと思います。

過去に囚われて後ろ向きになってしまうこともあるかもしれません。

自分の気持ちを抑え込んで生活してきたあなたは、今までとても苦しかったと思います。

 

しかし、この記事を読んでくださったあなたの人生は、あなただけのものです。

親の第2の人生ではありませんよ。

 

物事に囚われず、自分の人生を楽しく生きるために、まずはできることから実践しようという気持ちを大切にしてくださいね。

大きな1歩を踏み出そうとしているあなたを応援しています。

 

今後も、親との向き合い方や自立に向けたお手伝いができれば嬉しいです。

 

こちらの記事も合わせてお読みくださいね。

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機能不全家族とは?特徴とアダルトチルドレンとの関係性

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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