こんにちは。あづみです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
前回は毒親に言葉で気持ちを伝える方法をお伝えしました。
毒親の孤独感と親子の逆転現象!毒親の老後と適切な関わり方とは
近年、「毒親」という言葉が少しずつ世の中に知られるようになり、育った環境や過去のトラウマが影響していることはこれまでもお話してきましたね。
私は人と深く関わっていくことがあまり得意ではなく、歳を重ねるにつれ生きづらさを感じるようになりました。
自分の生きづらさの原因について調べていくうちに、どう行動したらいいのかわからない。
誰かに相談してみたいけど、カウンセラーや専門家の方とうまく話せる自信がない。
このような気持ちで毎日が過ぎていくことに、もやもや不安を感じている方はいませんか?
今回はカウンセリングを受ける前の不安と私自身が経験して感じたことについてお話していきます。
毒親の悩みをカウンセリングで相談する目的
あなたがこれからあなたらしく、生きていくために。
自分自身と向き合い、見つめなおす方法の一つがカウンセリングです。
カウンセリングとは専門の知識や技術を持つカウンセラーとの対話を通じて、悩みや困りごとを解決していくことです。
ありのままの自分を出せないことは苦しく、精神的な負担も大きいですよね。
例えば、親や友人に素直な感情を受け入れてもらえなかった。
周りの環境や空気の流れを感じ取って行動することが多くなったなど。
本当の気持ちを抑え込んで、素の自分を出せないことは「生きづらさ」を感じる原因になります。
あなたが生きづらいと感じる原因を見つけ、あなたらしさを取り戻すためにカウンセリングがあります。
「あなたは毒親との関係や問題が解決した後に、どんな人生を歩みたいですか?」
この目的に沿って解決に向けた具体的な行動を、カウンセリングを通して考えていきます。
そのためにまず大切なのはあなたが自分と向き合い、素直な気持ちに目を向けることです。
素直な気持ちに目を向けられないと、自分らしさが失われていく。
その怖さを私はよく知っています。
「両親に恥をかかせちゃいけない!」
その考えが刷り込まれてきた私は、親の前では「いい子」を演じ、外では周りの反応を気にしながら生きていました。
人に嫌われるのが怖くて、相手の反応を見て言動を変えていたら、自分の本当の気持ちがわからなくなってしまったのです。
人は誰でも心に「内なる子ども=インナーチャイルド」がいます。
それは心の中に存在する子どもの頃のあなたであり、自分を気持ちに蓋をすることはインナーチャイルドを傷つけることになります。
「この感情は出さないほうがいいんだ。」
この思考が定着すると物事に対する考え方が極端になったり、アダルトチルドレン特有の考え方になっていくのです。
インナーチャイルドとアダルトチルドレンについて、こちらの記事で紹介しています。
アダルトチルドレンの特徴って?6つのタイプから見る生きづらさ
ただ、自分と向き合う際に一つ注意してほしいことがあります。
それは過去の記憶を思い出していく過程で、生きづらさの原因は全て親のせいだと決めつけてしまうことです。
そのことについて、次の段落で詳しく話していきますね。
毒親カウンセリングで知れる親の気持ちと背景
生活していく中でなかなか悩みや生きづらさが解消しないとき。
「こんなに自分が生きづらさを感じるのは全て親のせいだ。」
と思う感情が湧いてくることがあるかもしれません。
でも、少し落ち着いて聞いてください。
ご両親はあなたに話していないだけで、厳しい家庭環境で育ってきたかもしれません。
親になって生きづらさを感じたり、いろいろな葛藤があったのかもしれません。
一生懸命になるあまり怒ってしまったり、小さなきっかけで気持ちのすれ違いが起こることもあります。
さらに、「毒親との問題が解決すれば、人生がうまくいく」というのは少し極端かもしれません。
親との問題が解決した後にどんな人生を歩みたいのか。
あなたらしさを取り戻すために、一度自分と向き合ってみてください。
「自分と向き合うってどういうこと?」という方はこちらの記事も読んでみてください。
ここからは私がカウンセリングを受けて感じたことをお話していきます。
カウンセリングや相談を受けてよかった点
カウンセリングはカウンセラーとの対話を通じて、悩みや困りごとを解決していくことだとお話しました。
カウンセラーは心の専門家であり、自己洞察を促してくれるあなたのサポーターです。
毎回自分の中で気づきがあったので、私はカウンセリングを受けてよかったと思っています。
カウンセリングを受けたことで自分を客観的に見つめることができ、生きづらさ克服のきっかけになったからです。
でも初めはカウンセリングを受けるのに不安な気持ちがありました。
- 自分を知られること、否定されるのが怖い
- 大した問題でもないのに、相談して変に思われないかな?
- カウンセリングで本当に気持ちが楽になるのかな?
- 「生きづらさ」を克服したい気持ちはあるけれど、本当に親身になって話を聞いてくれるの?
初めてのカウンセリングでは思っていることを口に出せず、自分を着飾って話していた気がします。
カウンセリングを受けるのはどこか恥ずかしいような、自分の心が弱いからだという気持ちもありました。
私という人間を知られること、自分らしさを出して否定されたり、嫌われたりするのが怖かったのもあります。
でも、実際にカウンセリング受けてみて私の中でイメージが変わりました。
- 自分の気持ちに気づくことができた
- 専門家の視点で、これまでの自分を見つめ直すことができた
- 感情を表現するのは悪いことではないのを知れた
- 親の思考や心の動きを知ることができた
最初は緊張しましたが、落ち着いて話していくうちに心の奥にしまい込んでいた気持ちに「気づく」ことができました。
また、自分の気持ちを出すことで少しずつ不安や緊張がほぐれ、自分の感情を出すこと=声に出して表現するのは悪いことではないんだと思いました。
カウンセラーの方は専門家の視点で、自分を見つめなおせるように声をかけて下さり、価値観や考えを押し付けられることはありませんでした。
なので、あなたもカウンセリングを受ける際は、ぜひ肩の力を抜いてお話してみてください。
最後に大切なお話をします。
カウンセリングを受けたからといって、人生が変わるわけではありません。
思うようにいかないときに悩んだり試したりすることで、気づきや新しい気持ちが生まれることがあります。
大切なのは気持ちの変化に気がついたとき、考え方や行動をちょっとだけ変えてみること。
自分の中の良くない感情には、つい蓋をしたくなってしまいますね。
でも、それも認めて自分を肯定できるようになると、あなた自身の心の成長に繋がり、未来も少しずつ変わっていきますよ。
カウンセリングはもっと気軽に受けていい!
なかなか人に相談できなかった時は過去を振り返れば振り返るほど、辛かった時の気持ちがよみがえってネガティブな感情を持ってしまう自分が嫌いでした。
けれど、カウンセリングでは隣にカウンセラーの方がいてくれる安心感もあって、落ち着いて自分と向き合えるような気がしました。
子どもの頃の私はそうそう、こんな子だった。
学生時代に勉強を頑張っていたのは、親に褒めてほしかったからかも。
いきなり親と正面から想いをぶつけ合うのではなく、少しずつでいいんだ。
親子や家族の悩みに限ったことではなく、あなたが今生きづらさを感じているとしたら。
辛い気持ちには蓋をせず打ち明けること、勇気をもって少しずつ素直な感情を表現していってくださいね。
こちらの記事で素直な自分で過ごすヒントも紹介しています。
アダルトチルドレンを回復してありのままに生きるためのプロセス
最近はオンラインカウンセリングが少しずつ身近なものになってきました。
海外では心の調子を整えたり、気軽な気持ちで心理カウンセリング受けたりする方も多いそうです。
私も新米ではありますが、あなたのお手伝いができたら嬉しいです。
この記事を読んでいるあなたが、あなたなりの考えをもって行動し、少しずつ素直な気持ちと自分らしい一歩を踏み出せますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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