こんにちは。あづみです。
いつも読んでいただきありがとうございます。
前回は「失敗」に焦点をあてて失敗しやすい人の特徴と、ネガティブな気持ちを解消し前へ進んでいく方法をご紹介しました。
こちらの記事では、失敗の受け止め方が大切だというお話をさせていただきましたね。
今回はそもそも失敗は悪いことなのか、どうすれば失敗の恐怖を払拭できるのかについて、お話していきたいと思います。
失敗への恐怖を克服し、自分らしい人生を生きたい方にぜひ読んでいただきたいです。
失敗したことが無い人はいない
失敗することってとっても怖いですよね。
アダルトチルドレンである私は完璧主義の気質が強く、失敗することへの恐怖感が非常に大きかったです。
失敗したら周りの人に嫌われるんじゃないか。
失敗した自分に居場所なんてないんじゃないか。
そんなネガティブな感情が頭に思い浮かび、そもそも失敗するようなチャレンジはしないようになっていました。
また、完璧でなくてはいけないという気持ちが強すぎて、皆の足を引っ張ってしまうこともありました。
でも、心理学を勉強してから一つ疑問に思ったことがあります。
そもそも、失敗って悪いことなのでしょうか?
世の中に失敗をしたことがない人はいるでしょうか。
どんなに活躍しているビジネスマンでも、芸能人でも、スポーツマンでも、必ずどこかで失敗をしているはずです。
むしろ失敗をしているからこそ、活躍できているのかもしれません。
例えば、小さな子どもを思い浮かべてみてください。
子どもは失敗する天才です。
ご飯を食べるにも、トイレをするにも日々失敗の連続です。
でも、その失敗の中で何かを学び、できることが少しずつ増えていきます。
大人になってからも、失敗から学べることはたくさんあります。
でもいつの間にか失敗そのものが怖くなって、チャレンジすることが減ってしまいます。
失敗する恐怖を無くすことができれば、チャレンジすることができるかもしれません。
では、どうすれば失敗への恐怖を無くせるのでしょうか?
恐れずに挑戦できる人は【失敗】の捉え方が違う
ここからは恐れずにどんどん挑戦できる人が「失敗」をどう受け止めているのかを考えていきたいと思います。
失敗の捉え方の違い
まず、失敗へ恐怖を感じている人は以下のように捉えている方が多いのではないでしょうか?
- 失敗は悪いことだ
- 失敗は恥ずかしいことだ
- 失敗するのはダメなやつだ
- 失敗すると笑われるに違いない
- 失敗すると怒られる
一つでも思い当たる人は、失敗が挑戦への足かせになっている可能性が大きいです。
一方、失敗を恐れない人は以下のように捉えています。
- 失敗は誰でもする
- 失敗から学べることは多い
- 失敗したらもう一度チャレンジすればいい
- 失敗は成長の源だ
「失敗」にはネガティブなイメージを持つ人が多いかと思いますが、考え方によってはこんなにもポジティブに捉えることができます。
ポジティブに捉えているからこそ、恐れずにどんどん挑戦していくことができます。
そのなかで失敗することはたくさんあるかもしれません。
しかし、その分新しく得るもの・学ぶものが多いのも、失敗を怖がらない人の特徴です。
なぜ、これほど失敗の捉え方が違うのでしょうか?
一番の原因は過去のトラウマです。
失敗への恐怖の原因はトラウマ?
トラウマのきっかけとなる出来事は大きく2つの環境で起こります。
①子どもが育つ家庭環境
あなたは子どものとき、失敗してお父さんやお母さんに怒られたことがありますか?
誰しも少なからず、怒られた記憶はあるかと思います。
しかし、その記憶や不快感を感じるようであれば要注意です。
先程もお伝えした通り、子どもは失敗の天才です。
それにも関わらず、失敗を厳しく叱ってしまう家庭では、子どもは失敗を悪いことと捉えるようになります。
子どものころの経験は人格形成に大きく影響を与えるため、大人になってからも失敗は悪いことだと思いこんでしまいます。
これが、大人になっても失敗する恐怖から抜け出せない原因の一つです。
②学校や職場など社会的環境
大勢の前で失敗をしたときの周りの反応によっては、心に大きくダメージを受けます。
みんなに笑われた、バカにされたなどの経験を持つと失敗に対して恐怖を抱くようになります。
特に中学生や高校生など思春期にはトラウマの原因となる出来事が起こりやすいです。
例えば、負けず嫌いの子が友人に勝ちたいという気持ちから、クラスメートの失敗を大きく取り上げてしまったり、真面目な子が相手の気持ちを察する前に、思ったことをそのまま伝えてしまったりすることがあります。
その他にも、一人だけ数学の問題が解けず居残りになり、バカにされた。
授業で先生に当てられたときにうまく答えられず、クスクス笑われた。
など、学生時代に「恥ずかしい」と思った記憶はありませんか?
同じ恥ずかしさを味わいたくない気持ちから、失敗に恐怖を持つようになってしまいます。
トラウマについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参考になるかもしれません!
失敗する恐怖を払拭する方法
結論からお伝えすると、失敗する恐怖を払拭する方法は「うまくやろうとしないこと」です。
何か行動するとき、新しくチャレンジしようとするとき「うまくやらなきゃ」と思っていませんか?
私はそうでした。
両親の自慢の子どもであるために、なんでもうまくやらなきゃと思っていました。
お母さんの期待に応えることが何よりも大切でした。
そうすると、期待を裏切ることが怖くていつも緊張ばかり。失敗することが怖くて怖くて仕方がなかったです。
失敗が怖い人は無意識のうちに「他人の期待に応えよう」としています。
過去の経験がトラウマとなり、うまくやらなきゃいけないと思い込んでしまいます。
他人の期待に応えようと他人軸で考えてしまうこと、これが失敗への恐怖に繋がっていきます。
失敗への恐怖に打ち勝つために大切なことが2つあります。
- 今やるべきことに集中する
- 等身大の自分でいる
今やるべきことに集中する
うまくやろうとしているときは、逆にうまくできなかったらどうしようという「恐怖」も同時に意識してしまいます。
恐怖を意識してしまっている限りは、恐怖を払拭することは難しいかもしれません。
恐怖から目をそらすためにできることが、「今やるべきことに集中する」です。
なぜそれをやっているのかを意識しましょう。
スポーツであれば、試合に勝つため、楽しむため。
仕事であれば、誰かの役に立つため、お客様に喜んでもらうため。
たったそれだけ?と思うかもしれません。
私の経験をお話すると、例えばこのブログ。
記事を執筆するときに、完璧に!うまく書こうとすると細かいところまで気になってしまい、公開へ踏み切るまで時間がかかってしまいます。
でも、私は『生きづらさを感じる人の助けになりたい』という記事の目的に集中してから、どんどん書けるようになりました。
うまくやろうと他人からの評価を気にするよりも、「本当にやるべきこと」に目を向けましょう。
等身大の自分でいる
ついつい自分をよく見せようと背伸びしてしまうことはありませんか?
その場を切り抜けようと、できないことをできると言ってしまったり、知らないことを知っていると言ってしまったり。
完璧にうまくやろうと無理をした背伸びは、あなたらしさをも打ち消してしまいます。
無理をしなくていいんですよ。
等身大のあなたでいることで、人から過度な期待を向けられることがなくなり、他人の期待が気にならなくなります。
あなたの等身大の自分を受け入れてくれないような環境であれば、もしかするとそこはあなたにとってネガティブな環境かもしれません。
一度立ち止まって、その環境にいたほうがよいのか振り返ってみましょう。
もしくはあなたが居心地のよいと感じる環境を見つけてみませんか?
失敗する恐怖を克服し自分らしく生きたい人へ
失敗は悪いことではありません。
私は今まで、失敗したことがない人に会ったことがありません。
むしろ、自分らしい人生を生きている人ほど、たくさんの失敗を経験していることが多いです。
自分らしさを見つけていく中で新しい一歩を踏み出すことはとても大切です。
失敗を恐れていると、なかなかこの一歩が踏み出せず、自分らしさを見つける足かせになってしまうかもしれません。
他人からの期待を背負いすぎず、あなたが今やるべきことに集中していきましょう。
そうすればいつの間にか、失敗への恐怖を克服しているはずですよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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