こんにちは。あづみです。
いつもお読み頂きありがとうございます。
前回の記事で信頼関係を築いて、コミュニケーションギャップを埋めるお話をしました。
こちらでは自分がどうしたいのかを、先に理解しておくことの大切さもお話しています。
とはいっても、自分の伝えたことが相手に受け入れられることばかりではありませんよね。
私も、少しでも相手に拒否されてしまうと、また自分を抑え込むループから中々抜けられませんでした。
いつも誰かの発した言葉に傷ついたり、臆病になってしまうと辛いですよね。
私達が生き辛さを減らして「これから」を楽しく過ごすには、どんな考え方が必要でしょうか。
今回は過去のトラウマや、自分の本当の気持ちに気が付いた今、これからどうしたら良いのか一緒に考えていきましょう。
自分で自分を認める
あなたは他人に何か指摘をされたり、自分が至らないと感じた場面など。
そういった時、自分を酷く責めたり隠そうとしてしまうことはありますか？
出来ないことを見てばかりいると、自分が無力に感じてしまいます。
しかし、本当に何もかもが無力という方はこの世界に１人もいないんです。
あなたがこれから自分を責めて、自信を失くさないための考え方をお伝えします。
足らないものを埋める自分をやめる
アダルトチルドレンの方は、「自分が悪い」「自分の努力が足りないからダメ」と自分を責めがちです。
誰かに言われた場合もあれば、自分で判断してしまい自分の至らない部分ばかり気にしてしまいます。
結果、また自分がダメに思えてしまい悪循環で辛いですよね。
しかし完璧ではないのが人間なのです。
自分の足りていない部分すべてを埋めるために頑張っていたら、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
そして何よりあなたの人生の充実感が失われてしまいます。
私も自分の弱みを見つけては、「克服しなきゃ」「もっと強くならなきゃ」と頑張っていたことがあります。
しかしいつまで経っても、自分の全てを認めてくれる人は現れず。
「自分をわかってくれる人なんていないんだ。」と、どんどん落ち込んでいきました。
今思えば自分の不得意なことや、ダメなところを一生懸命直せば他人に大切にされると思い込んでいたんです。
逆に言えば、誰かの為に一生懸命頑張らない私は大切にされないと思っていました。
ダメな部分を直しても、相手や状況が変われば自分に求められることは永遠に変わってしまうのです。
どれだけ頑張ってもいたちごっこですよね。
これに気が付いた時にやっと「誰かに認められるより、自分が自分を認めてあげる方が良い」と思えたのです。
足らないものを足す努力より、自分の良い部分を少しでも発揮できる場所を作ってあげましょう。
そのためには、苦手なことと得意なことを両方知ることが大切です。
「出来る」「得意」と言う経験を増やすことで、自信に繋がります。
この経験が増えていくことで、足りないと思っていた自分を受け入れられるようになっていきます。
自分を受け入れられると、弱みも含めて自分なんだと許してあげられるようになりますよ。
情報を客観視する
アダルトチルドレンの方は、相手の顔色を気にして本当の気持ちを言葉に出来ないことがあります。
私も相手の行動を見て、少しでも不安になる態度をされると勝手に自己嫌悪になっていました。
相手に嫌なことを言われた訳ではないのに、１人で悩んで落ち込んだり、怒ったり。
昔は周りの人に「どうしてあづみは急に落ち込むの？」なんて言われていました。
口には出さずとも言葉を選んで伝えてくれる人もいて、それはそれで自分はお荷物なのだと感じて落ち込む、かなり面倒くさい人間でした。
私は少しずつ溜まったストレスが表に出てしまっただけなのですが、相手にとっては「急に」なんだと気が付きました。
言葉にせず思い込んでばかりだったので、相手と意思の疎通がズレてしまっていたのです。
皆さんもこのように悩んでいる方は多いかもしれません。
そこでこのようにストレスが溜まらないようにす為のコツをお伝えします。
相手に確認したら受け入れる
あなたは相手の態度を見て、ネガティブに解釈してしまうことがよくありますか？
例えば。
（私のことが嫌いだから、○○してくれなかったんだ。）
（返事をすぐ返してくれないのは、私のことをどうでも良いと思ってるからだ。）
（私のことを嫌いなのに、この人は我慢して一緒にいるんだと思う。）
上記のように思い込んでしまい、ストレスを溜めていることはありませんか。
アダルトチルドレンの方は、極端な思い込みや決めつけをしてしまう傾向があります。
しかし他人にその気持ちを察して欲しいと思っても、伝わることはほとんどありません。
むしろ相手の方が、あなたが嫌っていると誤解させてしまう可能性があります。
そんな時は思い切って相手に話す、聞くことが大切です。
こちらの記事でも詳しくお話しているので、合わせてお読みください。
相手の態度が変わったのは全部自分のせい?立ち止まって考えよう!!
何か相手に対して引っかかることがあれば、誤解に発展する前に自分の気持ちを話してみましょう。
そして次に大切なことは、相手から返ってきた答えを静観することです。
相手の答えがあなたにとって良い、悪いで判断しないようにしましょう。
「あぁ、この人はこういった考え方を持っているんだな」と一度受け入れましょう。
そして相手の答えに対して、あなたが何かを改善する必要があるかないか判断してください。
あなたが自分が改善する必要はないと思えば、別に相手の意見に従わなくても大丈夫です。
その時はその気持ちを素直に相手に話しましょう。
自分のネガティブな思い込みが違った場合も、本当だった場合も。
どちらにせよ１人で悩んでストレスを溜めるより、事実が分かって良かったと思えませんか。
何か行動を起こすなら、相手に事実を確認することが１番先なのです。
この相手に聞いて確認する行為は、どんな場面でも使えるので試してみてくださいね。
世の中敵ばかりじゃない！人を愛そう！
周りの人に合わせ、あなたが自分のダメなことばかりを見ている生活を送っているとしたら。
だんだん周囲の人たちが、自分を責める敵のように感じてしまうことがあるかもしれませんね。
１度そう思ってしまうと「なんだか人といると疲れる。」「人に会うのが辛い。」と感じてしまいます。
私も自分の味方になってくれる人なんて、自分の周りにはどこにもいないと思っていました。
しかしあることに気が付いてから、人を本当の意味で好きになることが出来たのです。
ここではそのお話をしていきたいと思います。
あなたの好きを認めてくれる人は必ずいる
ここまで来ても、やっぱり自分は嫌われてるんじゃないかと思う気持ちもありますよね。
上記でお話したように事実を確認して、本当に相手があなたを大切に思っていないとわかった時。
その人から離れるという決断をしても、大丈夫です。
そんな思い切ったことをするのは怖いと思うかもしれませんね。
でも大丈夫です。
あなたのことを理解してくれる人は必ずいます。
むしろ相手と明らかに考え方や意見が合わないのに、無理をしてしまうことの方が危険です。
考えが合わないことでどちらかが折れてしまったり、モヤモヤとした怒りを溜めたり。
前にもお話しましたが、自分が手いっぱいの状態ではもう新しいことは入って来ないのです。
自分と合わない人を、無理に好きになろうと努力するのではなく手放す勇気を出しましょう。
その空いた空間に、自分の好きを認めてくれる、理解してくれている人を入れるのです。
自分のことを話せる人を見つけたら、思い切って話してみましょう。
そこで興味を持ってくれた人や、応援してくれる人を選んで大切にすればいいのです。
これを続けていくと、もうあなたの周りに自分を疲れさせると感じる人はほとんどいなくなりますよ！
それが本当に大切な人を愛するための、第一歩です。
大切なのは「過去の自分」より「今の自分」
今までアダルトチルドレンに気づかず苦しんでいた方や、過去を思い出しては生き辛さが抜けないという方。
いつも自分を責めて、一生懸命頑張ってきたと思います。
アダルトチルドレンとは?6つのタイプから見る特徴と生きづらさ
こちらの記事内でもお話した通り、アダルトチルドレンは優しい心の持ち主です。
もう十分に今まで頑張ってきたと思いませんか？
自分の生き辛さから抜け出すと決心した今、これからを楽しく過ごしていきませんか。
隠れアダルトチルドレンに潜む罠!いい子症候群から抜け出すには?
過去の自分より、今楽しく過ごす
アダルトチルドレンの方は、機能不全家族によって過去の自分を生きてしまいます。
親からの心身を傷つける虐待や、自分が犠牲になることで周囲の環境を保つなど。
それが自分の普通になってしまう程、耐えてきたのです。
過去で、自分が子どもの時はどうしたら良いかわからず、避けることも逃げることも出来なかったと思います。
しかし、今はどうでしょうか？
これは危険だとか、自分を嫌な気分にさせるというものさえ認識していれば逃げることが出来ます。
子どもの時は自分を傷つける存在が何かもわからないですよね。
だからただ周りの言うことを聞いたり、理不尽なことをされたりと翻弄されてきたと思います。
もう子どもの時のように、耐えなくていいんです。
それを、あなた自身が理解して自身を守ってあげることで先に進めるようになります。
あなたが自分と自分の大切な人だけを理解していれば、あなたを認めてくれない誰かに対して頑張る必要はないんです。
自分を傷つける存在と真面目に戦う必要はありません。
あなたが今大切にしたいことを選んで、一生懸命楽しんで良いんですよ。
私達は誰かのストレスを受けるために生きているのではなく、楽しいことをする為に生きているのです。
明るく楽しく元気よく過ごす方法
いかがでしたか。
今回の記事を読んで、過去の自分と今の自分は違うということを実感していただけると幸いです。
人は変わると決心した瞬間から変われます。
その為にも、自分の行動を自分が決めていく必要があるのです。
誰かに「OKと言われる人」ではなく、自分がOKを出せるようになれば楽しく過ごすあなたはもうすぐそこに居ますよ。
大人になってからの親との距離に悩んでいる方や、自分の活かし方がわからない方はこちらも合わせてお読みください。
親との距離感がわからない?心地いい距離でいる4つの方法と考え方
【やりたいことが見つからない】自分を活かす仕事の探し方とは?
最後までお読みいただきありがとうございました。
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